真田弘美
真田 弘美(さなだ ひろみ、1956年 - ) は、日本の看護学者。東京大学名誉教授、石川県立看護大学学長、石川県公立大学法人副理事長[1]、アメリカ看護アカデミーフェロー。日本看護科学学会理事長を務めた。
人物・経歴
[編集]石川県金沢市出身[2]。石川県立金沢二水高等学校を経て、1979年聖路加看護大学(現・聖路加国際大学)卒業[3]。1981年金沢大学医療技術短期大学部看護学科助手。1986年富士通金沢支店健康コンサルタント。1987年金沢大学医学部研究生、クリーブランドクリニック聖路加分校ET スクール。1989年イリノイ大学看護学部大学院研修[4]。
1992年金沢大学医療技術短期大学部看護学科講師。1993年金沢大学医療技術短期大学部看護学科助教授。1995年金沢大学医学部保健学科助教授[4]。1997年博士(医学)[5]。1998年金沢大学医学部保健学科教授。1999年WOC看護認定看護師(現皮膚・排泄ケア認定看護師)[4]。
2003年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻老年看護学分野教授。2009年東京大学高齢社会総合研究機メンバー[4]、日本創傷・オストミー・失禁管理学会理事長[5]。2011年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻長[4]、日本看護協会副会長[5]。2012年国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会理事長。2013年看護理工学会理事長[5]。
2015年東京大学医学部健康総合科学科長。2016年東京大学臨床生命医工学連携研究機構参画教員[4]。2017年東京大学大学院医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター長[4]。2019年日本看護科学学会理事長[6]、カーティン大学客員教授、アメリカ看護アカデミーフェロー。2021年東京大学Beyond AI 研究推進機構グループリーダー、シグマシータタウ国際名誉看護学会会員[4]。
2022年石川県立看護大学学長、石川県公立大学法人副理事長、東京大学名誉教授[7][2]。
受賞
[編集]- 2005年 日本褥瘡学会大浦賞[7]
- 2007年 グッドデザイン賞[7]
- 2010年 日本褥瘡学会大浦賞[7]
- 2011年 JBI Award, Australian Wound Management Association[7]
- 2012年 日本褥瘡学会大塚賞[7]
- 2013年 Innovation Award, Journal of Wound Care Awards 2013[7]
- 2014年 The award for the single most important contribution to the ILF LIMPRINT study, 国際リンパ浮腫協議会[5]
- 2020年 ヘルシーソサエティ賞パイオニア部門[4]
- 2022年 日本看護科学学会学術論文優秀賞[8]
資格
[編集]- 1979年 高校教諭(保健)[8]
- 1979年 養護教諭[8]
- 1979年 看護婦免許[8]
- 1979年 保健婦免許[8]
- 1987年 Enterostomal Therapist[8]
- 1999年 創傷・オストミー・失禁(WOC)看護認定看護師[8]
- 2007年 日本褥瘡学会認定師(看護師)[8]
脚注
[編集]- ^ “役員等”. 石川県公立大学法人. 2024年2月29日閲覧。
- ^ a b メッセージ・理念 学長メッセージ 生きる力を看る、とことん護る! 真田 弘美(さなだ ひろみ) Sanada Hiromi石川県立看護大学
- ^ “石川県立看護大学副理事長・学長 真田弘美さん-加能人”. kanoujin.jp. 2022年9月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 真田弘美教授最終講義東京大学
- ^ a b c d e 真田弘美 教授 10年間の歩み東京大学
- ^ 歴代役員日本看護科学学会
- ^ a b c d e f g 真田 弘美 教授 石川県立看護大学アデランス
- ^ a b c d e f g h 真田 弘美 教授 さなだ ひろみ Sanada Hiromi Professor 看護専門領域 成人・老年看護学講座 老年看護学石川県立看護大学