真島茂樹
まじま しげき 真島 茂樹 | |
生年月日 | 1947年3月22日 |
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没年月日 | 2024年5月22日(77歳没) |
本名 | 真島 茂夫[1] |
愛称 | マジー、マジ |
出身地 | 栃木県宇都宮市 |
国籍 | 日本 |
学歴 | 東京商業高等学校 |
職業 | 振付師、ダンサー |
活動期間 | 1964年 - 2024年 |
公式サイト | |
真島茂樹オフィシャルサイト | |
主な作品 | |
マツケンサンバII | |
真島 茂樹(まじま しげき、1947年〈昭和22年〉3月22日 - 2024年〈令和6年〉5月22日[2])は、日本のダンサー、振付師、歌手。栃木県宇都宮市出身。三喜プロモーション所属。
来歴
[編集]幼少期からクラシックバレエを習い、小学四年生の時の観覧を機に日劇ダンシングチーム入りを志すようになる[3]。中卒でダンサーに専念することを父に反対されたため、東京商業高等学校に通いながら、東宝芸能学校とバレエ教室で専門教育を受ける[3]。
1964年[4]に日劇ダンシングチーム(23期)に所属。1970年にスター格に昇進。1972年に芸名を真島茂樹に改名[5]。阿世知守の退団に伴い1976年秋から看板スターの一角を担い[6]、男性団員としてはトップスターの神崎一人に次ぐ銀看板となる[7]。1981年に日劇は閉館、それに伴いチームも解散。
その後、ダンス講師やミュージカル等に出演し活躍する。日本舞踊をベースに振り付けを行った 『マツケンサンバII』 が2004年にヒットすると、そのダンサーの中でのメインパートも担当し、本人のオネエキャラを含めて徐々に注目されるようになった。ただし、本人はゲイではなくバイセクシャルであると公言している[8]。
2005年7月に、『花吹雪 不夜恋』(はなふぶき ふやのこい)でCDデビュー。また、当時ブレイクしていたお笑いコンビのレギュラーと共に、ユニット“マジーとレギュラー”を結成し、2006年7月21日に浅倉大介プロデュースによるシングル 『愛キラキラ』 をリリースした。
同年の大晦日には第57回NHK紅白歌合戦にて、スペシャルゲストとして参加。出場歌手美川憲一の『さそり座の女2006〜オペラバージョン〜』にて、振り付けを担当。
翌年2007年の第58回NHK紅白歌合戦でも、スペシャルゲストとして白組トップバッターとなった美川憲一の『さそり座の女2007〜パラパラバージョン〜』にて振り付けを担当し、間奏で美川から「あんたたち、出番よ〜」と言われIKKOと共に登場し踊った。真島とIKKO曰く2人は『桃組』とのこと。
2021年の第72回NHK紅白歌合戦では特別企画で披露された『マツケンサンバII』の腰元ダンサーズの振り付けを担当し、自身も腰元ダンサーズの一員として久々の紅白出演を果たした[9][10][11]。
2024年5月22日、自宅で倒れていたところを訪ねてきた知人が発見し、救急搬送されたが同日午後10時38分に病院で死亡が確認された。死因は虚血性心不全だった。77歳没[2]。生涯独身だった。
2024年12月30日に第66回日本レコード大賞特別功労賞が授与される。
人物
[編集]一般的な愛称は「マジー」だが、松平健は「マジ」と呼ぶ[7]。
生涯独身を貫き、年齢非公表にするなどの謎に満ちた人物像が注目され、一時期はオネエタレントとしても活躍した[12]。
出演作品
[編集]バラエティ番組
[編集]- おネエ★MANS (日本テレビ) - レギュラー
- 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル (フジテレビ) - 審査員
- マツケン・今ちゃん・オセロのGO!GO!サタ (フジテレビ)
- とんねるずのみなさんのおかげでした (フジテレビ) - いい旅おネエ気分
テレビドラマ
[編集]- 岡部警部シリーズ「多摩湖畔殺人事件」(2007年8月31日、フジテレビ)
- 月曜プレミア8 再雇用警察官4(2022年7月4日、テレビ東京) - 支配人・遠山 役
- おいハンサム!!2 第4話(2024年4月27日、東海テレビ・フジテレビ) - 話題の人 役
テレビCM
[編集]DVD
[編集]関連項目
[編集]- マツケンサンバ
- ダンス
- 松平健
- 初代林家木久蔵(現:林家木久扇) - 2006年元日に放送された「大笑点」で共演し、当時の初代木久蔵をはじめ彼の一門の弟子とともに、「いやんばか〜ん」を踊った。その際に真島が振り付けを担当。
脚注
[編集]- ^ 真島茂樹さん死去 「マツケンサンバ2」朝日新聞 2024/5/24
- ^ a b "「マツケンサンバ2」振り付けの真島茂樹さん急死 自宅で倒れていたところを知人が発見 77歳". 日刊スポーツNEWS. 日刊スポーツ新聞社. 2024年5月23日. 2024年5月23日閲覧。
- ^ a b スペシャルインタビュー「今、かぐわしき人々」第187回:真島茂樹さん(ダンサー、振付師)frag lab 2024.1.26
- ^ 真島茂樹さん死去 「マツケンサンバII」振り付けを担当NHK 2024年5月31日
- ^ 昭和レビュー狂時代 昭和47年
- ^ 昭和レビュー狂時代 昭和51年秋のNDTスタ-名鑑
- ^ a b 「マジがいなかったらマツケンサンバⅡのブレークはなかった」 松平健さんの右腕・真島茂樹さんが死去中日新聞 2024年5月23日
- ^ 2012年11月7日放送分『ナカイの窓』出演時より。
- ^ “松平健、17年ぶり『紅白』にスケボーで登場 「マツケンサンバⅡ」熱唱、五輪開会式を〝再現〟”. サンケイスポーツ. 2022年1月5日閲覧。
- ^ (日本語) 【NHK紅白】松平健『マツケンサンバⅡ』 2022年1月5日閲覧。
- ^ “【紅白歌合戦】松平健、出番直前までスケボー練習「とても良い締めくくり」 - 音楽 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年1月5日閲覧。
- ^ インフレ状態の“オネエ枠”はいずれ淘汰される?ORICON NEWS 2015-08-15
外部リンク
[編集]- 真島茂樹オフィシャルサイト
- 東宝現代劇
- プロフィール - 三喜プロモーション
- 真島茂樹:出演配信番組 - TVer