真ダッシュ!四駆郎
『真ダッシュ!四駆郎』(しんダッシュよんくろう)は徳田ザウルスによる少年漫画。ポスターおよびチラシのみの連載としてのみ存在する。同時連載として『風のレーサー俠 外伝』があり、チラシ連載では両面刷でミニ四駆キットの中に同封されていた。
概要
[編集]『ダッシュ!四駆郎』の新シリーズという形で、全国の模型店に張られるポスター上での連載が始まった。毎回、見開きで2ページ分が1回の話として掲載され、物語が展開した。
全17話だが、作者没時点で最後に発表されたNo.17で話が完結しておらず、未完の作品となっている。
単行本は発行されていないが、『真ダッシュ!四駆郎』『風のレーサー侠 外伝』ともに、No.1 - No.8が「マグナムセイバー・ソニックセイバーミニ四駆BOOK」、No.8 - No.15が「トライダガーXミニ四駆BOOK」(いずれも小学館発行)にかなり縮小されたサイズで収録されている。また、2008年に発売された、皇帝(エンペラー)・超皇帝(スーパーエンペラー)・地平(ホライゾン)・大帝(グレートエンペラー)のミニ四駆スペシャルキットに、『真ダッシュ!四駆郎』のモノクロ縮刷版が数話ずつ封入された。
作中に登場したマシンのうち、S.S.S.(スーパー・シューティング・スター)、大地皇帝(ジオエンペラー)、コマンドザウルスの三台はキット化され、発売されている。
あらすじ
[編集]「ダッシュ軍団(ウォリアーズ)」が皇快男児の呼びかけで再び集合し、ミニ四駆選手権・地区予選で戦った「ヘルス・キッズ」の監督が率いる新チーム「G・H・K(グレート・ヘルス・キッズ)」と新たな戦いを繰り広げる。
作中では舞台となった時期の詳細が明らかにされていないため、『黒い風(ブラックミストラル)編』の前後どちらの物語にあたるのかは不明。
登場人物
[編集]ダッシュ軍団
[編集]- 監督:皇快男児
- メンバー:日ノ丸四駆郎・戸田弾九郎(タンクロー)・南進駆郎・パンクロー・皇輪子・源太・鬼堂院陣(No.15より登場)
G・H・K(グレート・ヘルス・キッズ)
[編集]- 監督:アゴ山監督(本名不明)
- メンバー:大道将志・諸星兄弟5人
登場マシン
[編集]ダッシュ軍団サイド
[編集]- ダッシュ-03 S.S.S.(スーパー・シューティング・スター)
- 使用者:南進駆郎
- シューティングスターに変わるニューマシンとして皇快男児により製作された。
- ダッシュ-04 C.B.ウェイル(キャノン・ボール・ウェイル)
- 使用者:パンクロー
- キャノンボールに変わるニューマシンとして皇快男児により製作された。
- ダッシュ-05 D.D.D.(デイム・ザ・ダンシングドール)
- 使用者:皇輪子
- ダンシングドールに変わるニューマシンとして皇快男児により製作された。
- ダッシュ・コンバイン
- 以下の四台から構成される合体マシン。いずれも製作者は不明。
- 大地皇帝(ジオエンペラー)
- 使用者:日ノ丸四駆郎
- ダッシュ・コンバインでは左の車輪部分に位置する。
- 原始皇帝コアタンク(プロトエンペラーコアタンク)
- 使用者:鬼堂院陣
- ダッシュ・コンバインでは車体中央部分に位置する、キャタピラが付いたマシン。
- 超太陽(ブレイジングサン)
- 使用者:戸田弾九郎
- ダッシュ・コンバインでは右の車輪部分に位置する。
- コマンドザウルス
- 使用者:源太
- ダッシュ・コンバインでは車体中央の上部に位置する。
G・H・K(グレート・ヘルス・キッズ)サイド
[編集]- 12輪合体マシン(正式名称不明)
-
- ワイルドミニ四駆(正式名称不明)
- 使用者:大道将志
- レーサーミニ四駆(正式名称不明)
- 使用者:諸星兄弟の5人