眞柄泰基
表示
眞柄 泰基(まがら やすもと、1941年 <昭和16年> 3月8日[1] - )は、日本の工学者。北海道大学教授、学校法人トキワ松学園理事長を歴任。専門は環境衛生工学、環境リスク工学。
経歴
[編集]愛知県出身。1966年 北海道大学大学院修了。1979年工学博士。国立公衆衛生院衛生工学部長、同院水道工学部長、北海道大学大学院工学研究科教授、同大学創成科学研究機構特任教授[1]。 2001年 (平成13年) 2月 バングラデシュの飲料水のヒ素汚染について同大学研究室の学生を伴った現地調査のため現地で実証プラントによるヒ素除去の調査実験を開始[2]。2005年同大学公共政策大学院特任教授[1]。トキワ松学園理事長[3]。2017年2月 給水工事技術振興財団第12回評議員会において理事長に選出された[4]。
委員会等
[編集]- 世界保健機関 (WHO) 「飲料水水質ガイドライン改訂」日本議員[5]
- 厚生労働省「水道ビジョン検討会」座長[6]
- 『水道施設管理技士制度資格制度検討委員会』委員長[7]
- 日本水道協会 「水道水における放射性物質対策検討会」座長[8]
- 厚生労働省「水質基準逐次改正検討会」座長[3]
- 社団法人環境科学会 評議員
- 社団法人日本水環境学会 顧問[9]
主な著書
[編集]- 『水道水質基準の改正と今後の展望』
- 『流域の水管理、水循環のトータルシステム』
- 『これからの水道像と水質基準のあり方』
- 『小規模水道事業の課題とその改善策-安全な水道水の供給を目指して-』
- 『浄水スラッジ循環法におけるスラッジ由来濁質の効果に関する基礎的研究(共著) 』[9]
脚注
[編集]- ^ a b c “著者等紹介”. 紀伊國屋書店. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “数千万人に健康影響/バングラデシュ/眞柄北大教授チームが取り組み”. 水道産業新聞 (2001年4月19日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ a b “摂取制限しながら給水継続/現実的な適用方法を検討/水質事故時/厚労省”. 水道産業新聞 (2013年6月24日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ “新理事長に眞柄泰基氏/給水財団”. 水道産業新聞 (2017-02-29). 2024年2月29日閲覧。
- ^ “飲料水ガイドラインを改訂/WHO”. 水道産業新聞 (2002年5月27日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ “整備計画や投資目標も明示/9日、検討会が初会合/厚労省”. 水道産業新聞 (2003年6月12日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ “水道施設管理技士制度の運用で“見解”/眞柄教授(検討委委員長)に聞く”. 水道産業新聞 (2004年1月15日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ “上水試験方法別冊を年内発行へ/日水協が策定部会”. 水道産業新聞 (2011年7月11日). 2024年2月29日閲覧。
- ^ a b “眞柄 泰基”. リサーチマップ. 2024年2月29日閲覧。