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眉山湧水群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
瑞巌寺の鳳翔水

眉山湧水群(びざんゆうすいぐん)は、徳島県徳島市眉山麓に見られる湧水群のことである。とくしま水紀行50選選定。とくしま市民遺産に選定。

概要

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徳島市の眉山北麓の東山手町寺町南佐古加茂名町一帯にある湧き水[1]

寺町の錦竜水をはじめ、青龍水・雲龍水・春日水・鳳翔水・ 桐の水があり、とくしま水紀行50選とくしま市民遺産に選定されている[2]

代表的な湧水

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青龍水
せいりゅうすい。眉山麓にある椎宮八幡神社の裏に位置する。かつてこの地域で行ったボーリング調査の際に偶然湧き出した。管理は快神社が行っている。水紀行50選1-1番[1]
所在地:徳島市南佐古七番町
雲龍水
うんりゅうすい。眉山麓にある椎宮八幡神社の境内に位置する。近年では水の量が減っており、水が無い日もある。水紀行50選1-2番[1]
所在地:徳島市南佐古七番町
春日水
かすがすい。眉山(大滝山)麓にある春日神社の境内に位置する。水紀行50選1-3番[1]
所在地:徳島市眉山町大滝山1
錦竜水
きんりょうすい。湧水群のなかではもっとも有名であり、銘菓・滝の焼餅太閤酒造場が製造している酒などに使用されている。水紀行50選1-4番[1]
所在地:徳島市寺町
鳳翔水
ほうしょうすい。眉山麓にある瑞巌寺の境内に位置する。阿波名水のひとつで茶の湯として利用される。水紀行50選1-5番[1]
所在地:徳島市東山手町3
桐の水
きりのみず。眉山山内にある西部公園に位置する。かつては徳島市南庄町の金連寺に湧き出しており、徳島藩主・蜂須賀候がお茶の水として利用していた名水である。その後、1989年平成元年)に復活した。桐の水は眉山湧水群の中でも一番の高所から湧出た水である[1]
所在地:徳島市加茂名町庄山

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  2. ^ 「徳島県の歴史散歩」(2009年、山川出版社,p210)

外部リンク

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