コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

盛岡市上下水道局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
盛岡市上下水道局
Morioka City Waterworks & Sewerage Bureau
種類 地方公営企業
本社所在地 日本の旗 日本
020-0013
岩手県盛岡市愛宕町6番8号
設立 2010年4月1日
業種 水道業
代表者 盛岡市上下水道事業管理者
売上高 6,215,023千円(給水収益)[1]、4,356,855千円(下水道使用料)[2]
純利益 1,958,878千円(水道)[1]、703,722千円(下水道)[2]
従業員数 199名(平成28年4月1日現在)[3]
外部リンク 盛岡市上下水道局
テンプレートを表示

盛岡市上下水道局(もりおかしじょうげすいどうきょく)とは、岩手県盛岡市水道事業下水道事業を所管する地方公営企業である[4]

概要

[編集]

平成27年度の状況は以下のとおり。[1][2]

  • 給水人口 – 286,982人
  • 総配水量 – 30,908,549m3
  • 日最大配水量 – 96,859m3(7月22日)
  • 水洗化人口 – 251,299人
  • 年間総処理水量 – 38,201,422 m3
  • 一日平均処理水量 – 104,375 m3

沿革

[編集]

水道

[編集]

 当市には昭和3年4月創設の「盛岡市水道利用組合」が存在していたが、組合と協議し、その施設を全面的に買収する譲渡契約を締結し、昭和7年8月に水道創設事業認可を受け、水道課を新設した。 当時の水道は中津川支流の米内川を水源として導水し、米内浄水場にて浄水、新庄の配水池から市内に給水するものであった。以降、需要水量の増加に伴い昭和28年からの青山揚水場建設、昭和31年の北厨川揚水場建設、中屋敷浄水場・高松配水場建設、沢田浄水場建設、新庄浄水場建設、各施設拡充を経て現在に至っている。 また、上羽場・中羽場・飯岡・繋・湯沢団地などの簡易水道事業も統合し、給水区域を拡大してきた。[1]

下水道

[編集]

 昭和28年に菜園地区で計画面積約150ヘクタール、計画人口約3万人の4か年事業に着手したことに始まる。以降、仁王田甫・南、内丸・上田・北・東地区等を拡張してきた。その後、近隣市町村を含む盛岡広域公共下水道計画が策定され、単独と流域下水道との整備等を経て現在に至っている。なお、流域下水道は「北上川上流流域下水道事業」として岩手県が事業主体となっている[2]

組織

[編集]

上下水道事業管理者を代表者とし、部長1名、次長2名以下各課が設置されている[3]

  • 総務課、経営企画課、給排水課、水道建設課、水道維持課、浄水課、下水道整備課、下水道施設管理課、玉山事務所

施設

[編集]

主な施設は以下のとおり[1][2]

浄水場

[編集]
  • 米内浄水場
    • 緩速ろ過 – 日計画浄水量 9,675 m3、急速ろ過 -日計画浄水量 24,000 m3
  • 中屋敷浄水場
    • 日計画浄水量 21,000 m3
  • 沢田浄水場
    • 日計画処理水量 32,400 m3
  • 新庄浄水場
    • 日計画処理水量 35,200 m3
  • 生出浄水場
    • 日計画浄水量 4,295 m3
  • 刈屋浄水場
    • 日計画浄水量 724 m3
  • 前田浄水場
    • 日計画処理水量 98 m3

下水道処理施設

[編集]
  • 都南下水処理場
  • 汚水中継ポンプ場
    • 松園、松園第二、蛇島、上赤平、名乗沢第一・第二
  • 雨水ポンプ場
    • 大沢川原、神子田、下道、中川、中川原

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 水道事業の概要”. 盛岡市上下水道局. 2017年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e 公共下水道事業の概要”. 盛岡市上下水道局. 2017年8月12日閲覧。
  3. ^ a b 盛岡市上下水道事業概要”. 盛岡市上下水道局. 2017年8月12日閲覧。
  4. ^ 盛岡市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例”. 盛岡市. 2017年8月12日閲覧。