百町駅
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百町駅 | |
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百町駅跡の石碑(2009年5月) | |
ひゃくちょう Hyakuchō | |
◄筑後柳河 (3.3 km) (1.3 km) 三橋► | |
所在地 | 福岡県山門郡三橋町大字百町 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 佐賀線 |
キロ程 | 18.8 km(佐賀起点) |
電報略号 | ヒヤ←ヒヤク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)6月10日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月28日[2] |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
百町駅(ひゃくちょうえき)は、かつて福岡県山門郡三橋町(現・柳川市)大字百町に置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)佐賀線の駅(廃駅)である。佐賀線の廃止に伴い、1987年(昭和62年)3月28日に廃駅となった。
歴史
[編集]- 1937年(昭和12年)6月10日:国有鉄道佐賀線の筑後柳河駅 - 三橋駅間に新設[1]。旅客のみ取り扱い[1]。
- 1944年(昭和19年)11月11日:前日限りで運輸営業休止[3]。
- 1947年(昭和22年)2月11日:営業再開。旅客、荷物を取り扱う[4]一般駅となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日:業務委託駅となる(日本交通観光社に委託)[5]。
- 1971年(昭和46年)10月20日:荷物の取り扱いを廃止し[6]、無人駅化[7]。
- 1987年(昭和62年)3月28日:佐賀線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅構造
[編集]駅跡
[編集]駅跡は福岡県道703号柳川筑後線として道路化され、その痕跡を残すための石碑が建っている。しかし、完全に道路として整備されており、かつて鉄道があった面影は残されていない。現在、西鉄バス船小屋 - 柳川線の「百町」バス停が駅跡地付近に設置されているのみである。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 「鉄道省告示第177号」『官報』1937年5月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、719頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1944‐11-10). “運輸通信省告示 第557号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (5348) .
- ^ 「運輸省告示第22号」『官報』1947年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「八駅の業務を民間委託 門鉄」『交通新聞』交通協力会、1963年4月3日、1面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第421号」『官報』1971年10月19日。
- ^ 「通報 ●東佐賀駅ほか15駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月19日、4面。