白鳥令
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白鳥 令(しらとり れい、1937年8月26日 - )は、日本の政治学者。専門は政治学。獨協大学名誉教授、東海大学名誉教授。国際教養大学特任教授。長男に政治学者の白鳥浩がいる。
人物・経歴
[編集]台湾台北州台北市生まれ。1960年早稲田大学政治経済学部卒業。1966年早稲田大学大学院博士課程満期退学。
1966年獨協大学講師、1970年同助教授、1975年同教授を経て1987年より東海大学政治経済学部教授。マルタ共和国名誉総領事を務める。
政歴
[編集]- 1997年7月 埼玉県草加市長選挙に無所属(民主党・太陽党・新党さきがけ推薦)で立候補し落選。
- 1999年3月 民主党参議院議員藤井俊男の後援会「彩の会」結成に参加し、会長代行に就任。
- 2002年4月 藤井の長男が大麻取締法違反で逮捕されたため「彩の会」を退会。
著書
[編集]単著
[編集]- 『政治理論の形成――プラトンからロックまで』(東海大学出版会, 1965年)
- 『政治発展論』(東洋経済新報社, 1968年)
- 『世論・選挙・政治――変わる日本人の政治意識』(日本経済新聞社, 1972年)
- 『日本における保守と革新』(日本経済新聞社, 1973年)
- 『日本政治の構造』(東洋経済新報社, 1975年)
編著
[編集]- 『数量政治分析』(ぺりかん社, 1971年)
- 『保守体制(上・下)』(東洋経済新報社, 1977年)
- 『革新勢力』(東洋経済新報社, 1979年)
- 『日本の政党地図―― '80-'90』(学陽書房, 1980年)
- 『現代政治学の理論(上・下・続)』(早稲田大学出版部, 1981年-1985年)
- 『日本の内閣(全3巻)』(新評論, 1981年)
- 『政治の経済学――民主主義はいくらかかるか』(ダイヤモンド社, 1982年)
- 『すぐできる政治改革――自民党に明日はあるか』(リバティ書房, 1989年)
- 『政策決定の理論』(東海大学出版会, 1990年)
- 『小選挙区制で政治はどうなるか』(リバティ書房, 1995年)
- 『選挙と投票行動の理論』(東海大学出版会, 1997年)
- 『政治制度論――議院内閣制と大統領制』(芦書房, 1999年)
- 『福祉国家の再検討』(新評論, 2000年)
- 『ゲームの社会的受容の研究――世界各国におけるレーティングの実際』(東海大学出版会, 2003年)
共編著
[編集]- (内田健三・富田信男)『保守回帰』(新評論, 1981年)
- (沖野安春・阪上順夫)『分割統治――比例代表制導入後の日本政治』(芦書房, 1983年)
- (岩見隆夫)『乱連立の時代』(芦書房, 1984年)
- (曽根泰教)『現代世界の民主主義理論』(新評論, 1984年)
- The Welfare State East and West, co-edited with Richard Rose, (Oxford University Press, 1986).(木島賢・川口洋子訳『世界の福祉国家――課題と将来』新評論, 1990年)
- (佐藤正志)『現代の政治思想』(東海大学出版会, 1993年)
- Comparative Politic Finance Among the Democracies, co-edited with Herbert A. Alexandr, (Westview Press, 1994).(岩崎正洋ほか訳『民主主義のコスト――政治資金の国際比較』新評論, 1995年)
- Asia-Pacific Economies: 1990s and beyond, co-edited with M. Dutta, (JAI Press, 1994).
- (砂田一郎)『現代政党の理論』(東海大学出版会, 1996年)
- (阪上順夫・河野武司)『90年代初頭の政治潮流と選挙』(新評論, 1998年)
- (青木一能)『比較政治学の視座』(新評論, 1998年)
訳書
[編集]- アーウィン・ノル, J・マクファーデン編『アメリカ軍国主義批判』(ぺりかん社, 1970年)
脚注
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