白石神社 (札幌市)
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白石神社 | |
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所在地 | 北海道札幌市白石区本通14丁目北1-12 |
位置 | 北緯43度02分26秒 東経141度25分41秒 / 北緯43.04042度 東経141.42819度座標: 北緯43度02分26秒 東経141度25分41秒 / 北緯43.04042度 東経141.42819度 |
主祭神 | 神倭磐余毘古尊 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 1872年(明治5年) |
本殿の様式 | 神明造 |
例祭 | 9月11日前後 |
白石神社(しろいしじんじゃ)は、北海道札幌市白石区本通14丁目北1-12にある神社である。旧社格は旧村社。
2000年代には、正月三が日の初詣の参拝客数が、北海道神宮に次ぐ北海道で2番目の集客力を記録した[1]。
祭神
[編集]- 白石神社
- 神倭磐余毘古尊(かんやまといわれひこのみこと)=神武天皇
- 白石龍宮神社
- 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
歴史
[編集]- 1872年(明治5年)3月、札幌神社(現:北海道神宮)の旧社殿の移設先が白石村100番地(現在地)に決定。
- 5月 社殿が移築され、「札幌神社遙拝所」が創建された。「白石村(白石区)の氏神として纏われる。
- 1891年(明治24年)5月 社殿の改築が審議。
- 1897年(明治30年)9月10日 社殿が改築され完成。
- 1904年(明治37年) 火災により社殿を消失。
- 1906年(明治39年)再建。
- 1920年(大正9年)9月 村社「白石村神社」に改称(後に白石神社に改称)。
- 1944年(昭和19年)境内の霊泉(湧水)の池に「白石龍宮神社」を建立。
- 1966年(昭和41年)火災により社殿を消失。
- 1967年(昭和42年) 再建。
- 1977年(昭和52年)9月9日 「京都伏見稲荷大社」より分霊され「白石伏見稲荷社」が建立。
施設
[編集]- 白石龍宮神社・霊泉
- 白石天神社
- 白石伏見稲荷社
- 白石辮天神社
霊泉
[編集]白石藻岩通の路面から2 - 3メートルほど下に建てられた祠の前には、2000年代の時点で札幌市内に唯一残る湧き水が存在する[2]。
2006年ごろは、泉に御利益を求めて多くの人が取水に訪れており、水量が少ないので午前中は列を作って待っていた[2]。
2015年では、水質悪化のため飲用に適さなくなっている[3]。
ギャラリー
[編集]-
白石竜宮神社
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霊泉
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不動明王祠
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白石龍宮神社祭祀記念碑・北白川房子妃殿下歌碑
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「慎而勿怠」碑
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白石伏見稲荷神社
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白石弁天神社
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馬頭観世音・金龍神
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四方之神遥拝所
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白石開村碑
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白石「開村五十年記念碑」
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白石開基百年之碑
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「天皇御在位五十周年記念植樹」碑
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日露戦捷記念碑
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枝折門
祭事・年中行事
[編集]- 1月1日~14日正午迄
- 2月
- 節分厄祓祭
- 4月
- 春季例祭
- 5月
- 白石龍宮神社春祭
- 8月
- 白石開拓祖先祭
- 9月11日
- 例祭「白石神社例大祭」 - 神社前の道路「白石神社通(白石藻岩通)」を封鎖して出店が出る(毎年9月10日・11日)。
- 10月
- 白石龍宮神社秋祭
- 七五三祝祭
脚注
[編集]- ^ 白石東まちづくり通信第6号 2006年11月20日発行
- ^ a b 『札幌秘境100選』
- ^ 「いしかり散歩 (183)」
参考文献
[編集]- 『さっぽろ文庫39 札幌の寺社』1986年12月20日
- 「69 白石神社の湧き水(白石区本通)」、青木由直編著『札幌秘境100選』マップショップ、2006年10月。ISBN 4-9903282-0-5
- 佐藤正人「いしかり散歩 (183)」『北海道新聞』2015年11月20日、圏B、9面。
外部リンク
[編集]- 白石神社 - 公式サイト
- 白石神社 (@sapporo_shiroishi_jinja) - Instagram
- 白石神社 - 北海道神社庁
- 白石歴しるべ 白石神社