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白田切川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白田切川
水系 関川水系
種別 一級河川
延長 8.2 km
流域面積 8.3 km2
水源 妙高山(標高2,445.9m)
赤倉山(標高2,141.0m)

地図

地図
青線:白田切川、灰線:関川、A:妙高山、B:火打山、C:焼山
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白田切川(しろたぎりがわ)は、 新潟県を流れる関川水系の一級河川である。1978年に大規模な土石流災害が発生した。

1978年の土石流災害

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概要

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1978年5月18日午前6時20分頃[1]、赤倉山(妙高山外輪山)の中腹において大規模な土砂崩壊(推定土砂量62万m3)が発生し[2]、白田切川を流下した[3]。同日午後1時40分頃にもほぼ同じ場所で崩壊(二次災害)が起きた[2]。この災害により、国道18号国鉄信越本線帝国石油のガスパイプラインなどは寸断された[4]。なお、信越本線は111日後に通行が再開された[5]

被害状況

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  • 死者13名・重傷1名
  • 住家全壊12棟・半壊5棟・一部破損5棟
  • 非住家全壊5棟・半壊3棟・破損1棟 [6]

脚注

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  1. ^ 白田切川土石流災害”. www.pref.niigata.lg.jp. 新潟県. 2022年12月19日閲覧。
  2. ^ a b 白石 一夫「妙高高原町に発生した土石流災害について」『地すべり』第15巻第2号、日本地すべり学会、1978年、40-42頁、doi:10.3313/jls1964.15.40 
  3. ^ 白山砂防 - 白山砂防女性特派員”. www.hrr.mlit.go.jp. 2022年12月19日閲覧。
  4. ^ 正木和明, 飯田汲事「1978年5月18日妙高土石流の被害調査」『愛知工業大学研究報告. B専門関係論文集』第14号、愛知工業大学、1979年、235-242頁、ISSN 03870812 
  5. ^ 坂東弘「土石流による信越本線の災害」『土質工学会論文報告集』第21巻第4号、土質工学会、1981年、ii、CRID 1544231895001950208 
  6. ^ 水山高久「妙高高原土石流災害について」『砂防学会誌』第31巻第2号、砂防学会、1978年、35頁、doi:10.11475/sabo1973.31.35