白波瀬丈一郎
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しらはせ じょういちろう 白波瀬 丈一郎 | |
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生誕 | 1960年(63 - 64歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学医学部 |
職業 | 精神科医 |
白波瀬 丈一郎(しらはせ じょういちろう、1960年 - )は、日本の医学者・精神科医。博士(医学)(慶應義塾大学・2002年)。慶應義塾大学医学部特任准教授(有期)[1]。
略歴・人物
[編集]1979年慶應義塾志木高等学校卒業[2]、1986年慶應義塾大学医学部卒業。大学卒業後、同医学部精神・神経学教室に入局。小此木啓吾博士に師事し精神分析学を学ぶ。1997年から産業精神保健活動に従事。2002年に医学博士の学位を取得。2008年からKEAP(Keio Employee Assistance Program)の開発に取り組み、翌年現場責任者としてKEAP事業を立ち上げる。
2014年より慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室特任准教授。また慶應義塾大学ストレス研究センター副センター長を務める。
そのほか、内閣府や農林水産省、家庭裁判所調査官研修所、中央労働災害防止協会、神奈川県警犯罪被害者支援室、日本精神神経学会、日本精神分析学会、日本産業精神保健学会、日本思春期青年期精神医学会、日本精神分析的精神医学会、関東産業健康管理研究会、企業等で講師、シンポジストを担当。
著書
[編集]分担執筆
[編集]- 『精神科プラクティス第3巻 神経症とその周辺』星和書店(1999)
- 『青年の引きこもり』岩崎学術出版社(2000)
- 『心の臨床家のための精神医学ハンドブック』 [単行本] 2004年、小此木 啓吾 (編集), 大野 裕 (編集), 深津 千賀子 (編集) ISBN 4-422-11325-9
- 『こころの科学 154号 境界性パーソナリティ障害』編者 日本評論社(2010)
- 産業メンタルヘルス活動に『集団』を活かす 産業精神保健活動に,集団力動理論を具現化する取り組み―活動現場が「心理学的になる」ことを目指して―[3] 発行年:2013年6月10日 資料名:『集団精神療法』 29巻 1号 pp38-44
- 『対象喪失と,治療者としての自分自身になること』[4] 発行年: 2013年7月25日 資料名: 『精神分析研究』57巻 3号 pp255-260
訳書
[編集]- A・ベイトマン, P・フォナギー『メンタライゼーションと境界パーソナリティ障害―MBTが拓く精神分析的精神療法の新たな展開』岩崎学術出版社(2008)
- Mantosh J. Dewan 鹿島晴雄・白波瀬丈一郎・藤澤大介・嶋田博之(共同翻訳)『短期精神療法の理論と実際』(The Art and Science of Brief Psychotherapies: A Practitioner's Guide (Core Competencies in Psychotherapy) 星和書店(2011)(監修)。
脚注
[編集]- ^ 白波瀬 丈一郎 J-GLOBAL 2022年4月閲覧
- ^ “慶應志木会”. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 産業メンタルヘルス活動に『集団』を活かす 産業精神保健活動に,集団力動理論を具現化する取り組み―活動現場が「心理学的になる」ことを目指して― (文献情報 - J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)(2013年12月30日時点のアーカイブ)
- ^ 対象喪失と,治療者としての自分自身になること (文献情報 - J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)(2013年12月27日時点のアーカイブ)