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白河桃子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しらかわ とうこ

白河 桃子
生誕 1961年(62 - 63歳)
日本の旗 日本 東京都
出身校 慶應義塾大学(学士)
中央大学(MBA)
職業 相模女子大学大学院特任教授、昭和女子大学客員教授、ジャーナリスト
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白河 桃子(しらかわ とうこ、1961年 - )は、日本のジャーナリスト作家昭和女子大学客員教教、相模女子大学大学院特任教授、東京大学大学院情報学環客員研究員。学位はMBA中央大学)。婚活妊活の提唱者。

経歴

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東京都に生まれる。父は開業医。専業主婦の母は建設省官僚の娘[1]

雙葉小学校附属幼稚園雙葉小学校雙葉中学校・高等学校を経て[2]、1984年に慶應義塾大学文学部社会学専攻を卒業[3]住友商事一般職に3年間勤めた後、リーマン・ブラザーズ投資銀行部秘書などの会社員時代にライター活動を始める。結婚後の1998(平成10)から2002(平成14)年まで、夫の赴任先のインドネシアに在住。滞在中に書籍2冊を出版。帰国後、白河桃子名義で本格的な著作活動に入る。

2014年は内閣官房まち・ひと・しごと地方創生本部「地域働き方改革支援チーム」委員を端緒(2019年まで)に、地方及び政府の委員を務めることが増えた。特に内閣府男女共同参画局「重点方針専門調査会」委員(2016~2020年)と内閣官房「一億総活躍国民会議」「働き方改革実現会議」有識者議員は、過労死、過重労働を防ぐ労働時間の上限規制を入れることを提言。働き方改革関連法で2019年から、日本初の労働時間の上限が法制化された。女性も男性も共に、柔軟で効率的な働き方でワークライフバランスダイバーシティを実現する社会という近年の活動テーマを特徴づけるものである。

2020年9月、中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了(MBAを取得)。

活動

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婚活・妊活の提唱

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  • 山田昌弘と共に婚活(結婚活動)を提唱、2008年(平成20年)『婚活時代』を共著、19万部を超えるヒットとなった。「婚活」は2008年度に続き、2009年度も新語・流行語大賞にノミネートされた。

講演

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  • 講演活動は当初、民間や地方自治体のワークライフバランスやライフデザイン、結婚支援事業関連が多かったが、2017年以降は「働き方改革」や「女性活躍」、2020年以降は「働き方のパラダイムシフト、withコロナの時代の働き方、企業のあり方」といったテーマに主軸が移っている。

人物

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  • 趣味は海外ドラマ鑑賞。
  • 吉本興業文化人セクション所属だったが、2022年退社。
  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。「女性でも、家の名前を継ぐ、事業継承する跡取り娘、といった理由で、名前を変えられないという人は結構おり、現実的な対処として必要」と述べる[4]
  • 働き方改革、ダイバーシティ、女性活躍、ジェンダーアンコンシャス・バイアスSDGs、ダイバーシティ経営や組織開発、人的資源管理などをテーマとする。
  • 皇后雅子と同じく雙葉学園の出身で、新書の『雅子さま論争』に寄稿したことから、皇室行事の際にコメントを求められることが多い。

著作

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  • 『噂の「おみー君」劇場 - 平成お見合い新事情』(岡林みかん画、マガジンハウス、2000年)「こんな男じゃ結婚できない! - 噂の「おみー君」劇場」光文社知恵の森文庫 
  • 『結婚したくてもできない男 結婚できてもしない女』(サンマーク出版、2002年)
  • 『「キャリモテ」の時代』(日本経済新聞出版社、2008年)
  • 『跡取り娘の経営学』(日経BP社、2008年)「老舗復活「跡取り娘」のブランド再生物語」日経ビジネス人文庫
  • 結婚氷河期をのりきる本!』(メディアファクトリー、2008年)
  • 『あなたの娘や息子が結婚できない10の理由』(PHP研究所、2009年)
  • 『セレブ妻になれる人なれない人』(プレジデント社 2010年)
  • 『震災婚 震災で生き方を変えた女たち ライフスタイル・消費・働き方』2011 ディスカヴァー携書
  • 『専業主婦に、なりたい!? "フツウに幸せ"な結婚をしたいだけ、のあなたへ』講談社 2011
  • 『震災婚』(ディスカヴァー携書 2011年)
  • 『格付けしあう女たち「女子カースト」の実態』(ポプラ新書 2013年)
  • 『専業主婦になりたい女たち』(ポプラ新書 2014年)
  • 『進化する男子アイドル なぜ大人の女性たちはアイドルを「家族」として選んだのか?』(ヨシモトブックス、2016年)
  • 『「専業主夫」になりたい男たち』(ポプラ新書、2016年)
  •   『御社の働き方改革、ここが間違ってます! 残業削減で伸びるすごい会社』(PHP新書、2017年)
  •   『ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』(中公新書ラクレ、2019年)
  •   『働かないおじさんが御社をダメにする ミドル人材活躍のための処方箋』(PHP新書、2021年)

共著

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  • 『「婚活」時代』(山田昌弘共著、ディスカヴァー携書、2008年)
  • 『妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング』齊藤英和共著 2012 講談社+α新書
  • 『女子と就活 ―20代からの「就・妊・婚」講座』(中公新書ラクレ 2012年 常見陽平共著)
  • 「『産む』と『働く』の教科書」(講談社 2013年 齊藤英和共著)
  • 「雅子さま論争」洋泉社・新書y 森暢平香山リカ水無田気流小田嶋隆湯山玲子信田さよ子共著
  • 『「婚活」症候群』(山田昌弘共著、ディスカヴァー携書、2013年)
  •  『昭和女子大学女性文化研究叢書』第十集「女性とキャリアデザイン」「なぜ経営者は働き方改革をするのか : 経営者の語りから」を執筆。(坂東眞理子、 酒井計史、治部れんげ、太田鈴子、森ますみ、伊藤純氏等と共著、2016年)
  •  『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版、大和総研グループ研究員 是枝俊吾氏と共著,  2017年)
  • 小島慶子、山本恵子、白河桃子、治部れんげ浜田敬子、竹下郁子、李美淑、田中東子 著、林香里 編『足をどかしてくれませんか。―メディアは女たちの声を届けているか』亜紀書房、2019年12月24日。ISBN 978-4750516257 
  • 李美淑、小島慶子、治部れんげ、白河桃子、田中東子、浜田敬子、林香里、山本恵子『いいね! ボタンを押す前に―ジェンダーから見るネット空間とメディア』亜紀書房、2023年1月25日。ISBN 978-4750517810 

出演

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テレビ番組

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ネット番組

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連載

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主な講演活動

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  • 「働き方のパラダイムシフト コロナ時代の働き方・企業のあり方とは」
  • 「働き方改革と女性活躍 経営戦略としてのダイバーシティ推進」
  • 「なぜ広告は炎上するのか? アンコンシャスバイアスと多様性」
  • 「ハラスメントのない社会を目指して」

脚注

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  1. ^ 専業主婦という仕事 文藝春秋 2013年6月号
  2. ^ 白河桃子『同級生は劇団キャラメルボックスの創設メンバーです!』”. 白河桃子オフィシャルブログPowered by Ameba. 2022年5月11日閲覧。
  3. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “白河桃子|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年2月27日閲覧。
  4. ^ 白河桃子「女と男の新しいシステム」、BizCOLLEGE、2009年11月27日。

外部リンク

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