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白倉トンネル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富山県道67号標識
富山県道320号標識
白倉トンネル
角川ダム側の坑口(2011年11月)
概要
位置 富山県魚津市
座標 北緯36度44分54.1秒 東経137度25分50.3秒 / 北緯36.748361度 東経137.430639度 / 36.748361; 137.430639座標: 北緯36度44分54.1秒 東経137度25分50.3秒 / 北緯36.748361度 東経137.430639度 / 36.748361; 137.430639
現況 供用中
所属路線名 富山県道67号宇奈月大沢野線富山県道320号古鹿熊滑川線
起点 富山県魚津市鹿熊
終点 富山県魚津市鹿熊
運用
開通 1954年(昭和29年)10月30日
通行対象 自動車歩行者
技術情報
全長 410 m
道路車線数 1車線
4 m
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白倉トンネル内部(2005年9月)

白倉トンネル(しらくらトンネル)は、富山県魚津市にある富山県道67号宇奈月大沢野線および富山県道320号古鹿熊滑川線トンネル

下新川郡松倉村時代(魚津市の一部となり消滅する1952年昭和27年)3月以前)から計画され、1953年暮れに着工[1]1954年(昭和29年)10月30日[2]に早月川合口事業の一環として開通[3]。このトンネルの完成により、市街地から鉢・虎谷までの交通が便利になった。総工費は2,000万円[1]。後に角川ダム建設に伴い魚津側の抗口が約10m高くなった[4]

概要

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  • 延長 - 410m[3]
  • 幅員 - 4m[3]
  • 中間地点には車両すれ違い用の待避所がある。
  • 中央部分から滑川方向には若干の傾斜があるため、トンネルの入り口から向こう側を見通すことが出来ないつくりになっている。
  • 東側の坑口は角川ダム湖に沿った山肌の道から直角に折れ曲がる形で開いている。このため、ダム湖を回り込んだ対岸の同県道からも坑内を確認することができる。
  • 照明はナトリウムランプである。

脚注

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  1. ^ a b 『魚津市史 続巻 現代編』(2012年3月31日、魚津市教育委員会発行)150ページより。
  2. ^ 『魚津市広報 市制10年記念特集号』昭和37年5月15日発行、2ページ『魚津市10年間の出来ごと』より。
  3. ^ a b c 角川日本地名大辞典 16 富山県(昭和54年10月8日、角川書店発行)147ページ
  4. ^ 『広報うおづ』1999年10月号(No.647、魚津市発行)20頁『シリーズ55 まちかどあの頃 白倉隧道開通(昭和29年)』より。