白井成允
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白井 成允(しらい しげのぶ、1888年(明治21年)2月6日[1] - 1973年(昭和48年)8月25日)は、日本の倫理学者。
略歴
[編集]岩手県盛岡市出身[2]。1913年東京帝国大学文学部哲学科卒業。愛知県立医学専門学校(現・名古屋大学医学部)教授、(旧制)第二高等学校教授、京城帝国大学教授を経て広島文理科大学教授。1957年「三経義疏の倫理学的管窺」で広島文理科大学文学博士。1952年龍谷大学教授。睦学園短期大学長、武庫川女子大学教授。
次男は白井成道(哲学者、大阪府立大学名誉教授)、三男は小田嶋成和(病理学者)、四男は白井成雄(フランス文学者、名古屋大学名誉教授)[1]。
著書
[編集]- 『信仰とその反省』(大雄閣) 1929
- 『信仰と生活』(白蓮社) 1931
- 『善の実現』(大雄閣) 1931
- 『島地大等和上行実』(明治書院) 1933
- 『聖徳太子の十七条憲法』(日本文化協会、日本精神叢書) 1937
- 『人格の理想』(百華苑、百華選書) 1947
- 『歎異抄領解』(大蔵出版、大蔵文庫) 1951
- 『人類の平和について』(永田文昌堂) 1952
- 『十七条憲法講讃』(百華苑) 1955
- 『聞法録』(百華苑) 1966
- 『十七条憲法講話』(聖徳太子会) 1967
- 『三経義疏の倫理学的研究 聖徳太子御撰』(百華苑) 1970
- 『正信偈私解』(百華苑) 1972
- 『親鸞聖人の聖徳太子奉讃』(聖徳太子会) 1973
翻訳
[編集]脚注
[編集]参考
[編集]- 『人物物故大年表』