白ハト食品工業
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
570-0083 大阪府守口市京阪本通1丁目4番地10号 |
設立 | 1947年2月 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5120001155891 |
事業内容 | 食品全般の製造及び販売 |
代表者 | 代表取締役(社長)永尾俊一 |
資本金 | 4500万円 |
売上高 |
61億円(グループ全体売上高 140億円) 平成30年度 |
従業員数 |
87名(グループ全体128名) パートアルバイト911名(グループ1,039名) 平成30年12月現在 |
主要子会社 |
日本食品開発促進株式会社、 株式会社育みの里しろはと、 株式会社しろはとファーム、 株式会社なめがたしろはとファーム、 株式会社福島しろはとファーム、 株式会社おいも豚カンパニー、 株式会社 グレース・ディベロッパー・エンヂニアリング |
外部リンク | https://www.shirohato.com/ |
白ハト食品工業株式会社(しろはとしょくひんこうぎょう)は、大阪府守口市に本社を置く食品会社。
サツマイモ菓子チェーン店のおいもさんのお店 らぽっぽ、らぽっぽファーム、らぽっぽなめがたファーマーズヴィレッジやたこ焼きチェーン店のたこ家道頓堀くくるなどを経営している。
概要
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1947年、大阪市天王寺区にてアイスクリームメーカーとして創業。夏は自社ブランドのアイスクリームを大阪市内の映画館や駄菓子屋などに卸販売し、売り上げが非常に好調であったが、当時の一般家庭には冷凍庫などがなく、毎年冬に売上不振に陥っていた。冬の間は、その急場を凌ぐため、餅やシュークリームの製造販売を行ったり、煎餅の仕入れ販売、時には三洋電機のテレビ真空管のはんだ付けの下請け作業までしていた。
1970年になってスイートポテトを販売するようになると、冬期の売上が安定。大阪では、江戸時代に「この世女の好むもの 芝居浄瑠璃 いもたこなんきん」という川柳が詠まれたように、昔から女性の三大好物として「いも・たこ・なんきん(カボチャ)」が謳われている。以降、スイートポテトをはじめ、「いも・たこ・なんきん」に特化した食品メーカーとして事業の軸足を移す。1975年に販売を開始した「中華ポテト」は大阪周辺では大学芋という呼び方よりも親しまれるほどになった。1980年代より、「いも・たこ・なんきん」のブランド化をはかり、「たこ家道頓堀 くくる」や「おいもさんのお店 らぽっぽ」などを有名百貨店や大手鉄道会社駅ナカに出店をし始める。
たこ焼きに関しては、1973年に明石市周辺にしかなかった鶏卵を豊富に使ったタイプのものを白ハト印明石焼として発売し、1976年には通常のたこ焼き販売も開始した。2016年3月現在国内100店舗、海外7店舗を展開している。
略歴
[編集]- 1947年2月創業、大阪市天王寺区の白ハト商店にて、白ハト印のオリジナルアイスクリーム(氷菓)の製造、販売を開始。
- 1950年には日本初の植物性油脂アイスクリームを開発。
- 1959年2月には、現在の法人を設立し、本社を守口市に移転。
- 1970年、白ハト印いも菓子店を阪急神戸三宮に出店。スイートポテトの開発開始。
- 1973年、白ハト印明石焼を販売開始。
- 1975年、中華ポテト販売開始。
- 1976年、白ハト印たこ焼を販売開始。
- 1985年、タコヤキハウス「KU/KU/RU道頓堀店」オープン。
- 1987年、さつまいも専門洋菓子店「おいもさんのお店 らぽっぽ」1号店を上本町近鉄百貨店内に出店。
- 1990年、国際花と緑の博覧会に出展。
- 2000年、神戸工場設立。
- 2000年12月に、農業生産法人「育みの里」を設立し、さつまいもの栽培を始める。
- 2004年、おいも株オーナー制度開始。
- 2004年10月に、「cadeau de CHAIMON」銀座三越店オープン。
- 2005年9月、育みの里しろはと 宮崎工場「霧島おいもFactory」設立。
- 2007年2月に、らぽっぽの姉妹ブランド「らぽっぽmini-on」を出店。
- 2008年6月、「たこ家道頓堀 くくる」がたこ焼マイスターの育成を目指し、「TAKO-1グランプリ」を開催。[1]
- 2009年1月、「たこ家道頓堀 くくる」が株式会社ガンバ大阪と協賛スポンサー契約を結ぶ。万博記念競技場「美味G横丁」に出店。
- 2010年に中国上海市で開催された上海国際博覧会では日本産業館でたこ焼きを50万食以上販売し、同年12月には上海市内に「くくる(中国語 酷酷璐)」の中国1号店を出店。
- 2011年4月、コナモンフードテーマパーク「道頓堀コナモンミュージアム」をオープン。
- 2011年9月、大阪グルメフードコート「大阪のれんめぐり」をJR新大阪新幹線駅構内にオープン。大阪で食べたいグルメベスト5と言われる[誰?]たこ焼き(たこ家道頓堀 くくる)、お好み焼き(ねぎ焼 山本)、うどん(道頓堀 今井)、串カツ(新世界元祖串かつだるま)、焼肉(炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー屋さん)を集結させる。
- 2012年3月、農業生産法人 株式会社しろはとファームを設立。
- 2013年6月、船井総合研究所が独特のビジネスモデルで持続的成長を続ける会社を称える第4回「グレートカンパニーアワード」のグレートカンパニー大賞を受賞[2]。
事業所
[編集]- 本社
- 大阪府守口市京阪本通1-4-10
- 東京営業所
- 東京都新宿区四谷4-9-14 The corner4
- 宮崎工場
- 宮崎県北諸県郡三股町大字蓼池3697-1(5000坪)
- 茨城なめがた工場
- 茨城県行方市宇崎1561(9000坪)
グループ企業
[編集]- 白ハト食品工業株式会社[3]
- 株式会社 育みの里しろはと[4]
- 株式会社 しろはとファーム
- 株式会社 なめがたしろはとファーム[5]
- 株式会社 福島しろはとファーム[6]
- 株式会社 おいも豚カンパニー
- 株式会社 グレース・ディベロッパー・エンヂニアリング[7]
主力商品
[編集]-
焼きたて
ポテトアップルパイ -
カリッ!ほくっ!
ナチュラル
スティックポテト -
ナチュラル
スイートポテト -
おさつ木の実パイ
-
明石焼
-
大たこ入りたこ焼
脚注
[編集]- ^ 企業情報
- ^ “第4回 グレートカンパニーアワード受賞結果”. 株式会社船井総合研究所イフ (2013年6月3日). 2016年3月7日閲覧。
- ^ “企業情報”. 白ハト食品工業株式会社. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社 育みの里しろはと. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “運営会社情報”. 株式会社 なめがたしろはとファーム. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “会社理念・概要”. 株式会社 福島しろはとファーム. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社グレース・ディベロッパー・エンヂニアリング. エン・ジャパン株式会社. 2024年1月27日閲覧。
外部リンク
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- 日本食品開発促進株式会社
- 育みの里しろはと
- 福島しろはとファーム
- なめがたファーマーズヴィレッジ
- 霧島おいも豚の里
- らぽっぽファームオンラインストア(公式通販サイト)
- たこ家道頓堀くくるオンラインストア(公式通販サイト)