登録カイロプラクター
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登録カイロプラクター(カイロプラクティック) | |
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英名 | JCR Registered Chiropractor |
実施国 | 日本 |
試験形式 | マークシート |
認定団体 | 日本カイロプラクティック登録機構 |
公式サイト | http://www.chiroreg.jp/ |
ウィキプロジェクト 資格 ウィキポータル 資格 |
登録カイロプラクター(とうろくカイロプラクター)とは、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)によるカイロプラクターの民間登録資格である。
概要
[編集]登録認定のために求められる基準は次の通りである。
- 安全にカイロプラクティック業務を行う知識と技術を持っている。
- 適正な表記や広告を心掛ける。
- カイロプラクティック業務に係る法規を理解している。
登録者名簿の取り扱い基準は次の通りである。
- JCRの公式ホームページで登録者名簿が公開される。
- 厚生労働省や関係省庁に登録者名簿が定期的に提出される。
試験
[編集]- 「JCR登録」試験(カイロプラクティック統一試験)
- 試験問題は国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)のSPEC (Special Purposes Examination for Chiropractic: 臨床能力判定試験)を使用している。
- 患者への問診 (Patient interview)
- 理学検査 (Physical Examination)
- 神経筋骨格系検査 (Neuromusculoskeletal Examination)
- X 線検査 (X-ray Examination)
- 臨床検査と特殊検査 (Clinical Lab and Special Studies)
- 診断および臨床所見 (Diagnosis or Clinical Impression)
- カイロプラクティック・テクニック (Chiropractic Techniques)
- 補助療法 (Supportive Techniques)
- 症例対処方法 (Case Intervention Strategies)
- 試験は100 問の多肢選択問題からなる二つの項目からなり、合計200 問の多肢選択問題である。
- 関節、神経学、筋骨格系の症状
- 消化器系、心臓血管系、呼吸器系および外皮の症状
- 内分泌、代謝、女性生殖器、血液学、リンパ系、腎臓、泌尿器系もしくは男性生殖器の症状
- その他多岐にわたる症状(アレルギー・栄養学)、眼、耳、鼻、喉、小児、性病など
試験日
[編集]年1回(2月)
受験資格
[編集]「CCE認証取得カイロプラクティック教育」修了者
「日本カイロプラクターズ協会(JAC)承認カイロプラクティック標準化コース(CSC)」修了者
国民生活センターの要請による「カイロプラクティック安全教育プログラム」(現JCR試験受験資格プログラム)修了者[1]
免除対象者
[編集]- 法制化された国(州)のカイロプラクター免許取得者(例:アメリカ各州、カナダ各州、イギリス、オーストラリア、スイス他)
- 2011年2月以前の「CCE認証取得カイロプラクティック教育」修了者
- 全米カイロプラクティック試験委員会(NBCE)試験 Ⅰ部およびⅡ部合格者
- 2008年末までの「JAC承認カイロプラクティック標準化コース(CSC)」修了者
以上のいずれかの条件を満たしている者は試験が免除される。
批判
[編集]日本カイロプラクティック団体協議会などは、業界自主規制に関しては、既得権者救済措置や「CSC基準の推進」はダブルスタンダードに陥りやすいとし、登録カイロプラクター制度には賛同していない。[2]
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “日本カイロプラクティック登録機構”. 日本カイロプラクティック登録機構. 2021年6月20日閲覧。
- ^ “「カイロ意見交換会」開催厚労省の担当官出席 | カイロプラクティックジャーナル”. chiro-journal.com. 2021年3月4日閲覧。