異蹄目
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異蹄目 | ||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
絶滅(化石) | ||||||||||||||||||||||||
地質時代 | ||||||||||||||||||||||||
新生代古第三紀暁新世後期 - 始新世前期 | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Xenungulata Paula Couto, 1952[1][2] Carodniidae Paula Couto, 1952[1][2] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
異蹄目[3][4] カロドニア科[3] | ||||||||||||||||||||||||
属 | ||||||||||||||||||||||||
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異蹄目(いていもく、学名:Xenungulata)とは、かつて暁新世後期から始新世前期にかけて南アメリカで生息していた原始的な目の一つ[5]。この目の化石はブラジル、アルゼンチン、ペルー、コロンビアの堆積物からよく知られており、よく知られた属はCarodniaで現生のバクに似ていた。この目は一つの科しか含まれていないため、異蹄目とこの目の下位分類のカロドニア科は同じである。
形態
[編集]この目は比較的火獣目と雷獣目(輝獣目)に似ていて短く大きい四肢と平たい指を持っていた。大臼歯に横走稜線があり、犬歯が長いのも特徴である[5]。
分布
[編集]暁新世後期の南アメリカに出現し、比較的短期間で絶滅した(始新世前期)[5]。
分類
[編集]この目は火獣目に含めるといった説もあったが、火獣目と違う特徴があり、二つの目はそれぞれ別々に進化していったと考えられているため、本項目では火獣目に含めないことにする[6]。また、この目とこの科はPaula Couto, 1952によって定義された。
上位分類
[編集]- 動物界 Animalia
下位分類
[編集]- 異蹄目 Xenungulata
- カロドニア科 Carodniidae
- Genus Etayoa Villarroel, 1987
- Genus Carodnia Simpson, 1935
- Genus Ctalecarodnia Simpson, 1935
- カロドニア科 Carodniidae
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b George Gaylord Simpson, “The Principles of Classification and a Classification of Mammals,” Bulletin of The American Museum of Natural History, Volume 85, American Museum of Natural History, 1945, Pages 1-350.
- ^ a b Malcolm C. McKenna & Susan K. Bell, “Mirorder †Meridiungulata,” Classification of Mammals: Above the Species Level, Columbia University Press, 1997, Pages 450-468.
- ^ a b 遠藤秀紀、佐々木基樹「哺乳類分類における高次群の和名について」『日本野生動物医学会誌』第6巻第2号、2001年、45–53頁、doi:10.5686/jjzwm.6.45。
- ^ 日本哺乳類学会 種名・標本検討委員会 目名問題検討作業部会「哺乳類の高次分類群および分類階級の日本語名称の提案について」『哺乳類科学』第43巻第2号、2003年、127–134頁、doi:10.11238/mammalianscience.43.127。
- ^ a b c 『哺乳類の進化』東京大学出版会、91頁。
- ^ Rose, Kenneth D. (2006-09-26) (英語). The Beginning of the Age of Mammals. JHU Press. ISBN 978-0-8018-8472-6
- ^ “Carodniidae”. www.gbif.org. 2023年3月28日閲覧。