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畠賢一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

畠 賢一郎(はた けんいちろう、1964年8月14日 - )は、日本の歯科医師医学者実業家ジャパン・ティッシュエンジニアリング代表取締役社長名古屋大学医学部助教授や、富士フイルム再生医療研究所長等を歴任。内閣総理大臣賞受賞。

人物・経歴

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愛知県出身[1]。1991年広島大学歯学部卒業。歯科医師免許取得。1995年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了[2]博士(医学)[3]。同年名古屋大学医学部附属病院歯科口腔外科非常勤医員。1996年名城病院歯科口腔外科医員[4]。1997年名古屋大学大学院医学研究科助手[2]。2000年名古屋大学医学部組織工学寄附講座助教授。2002年名古屋大学医学部附属病院遺伝子・再生医療センター助教授[4]。2004年もり歯科医院歯科医師[2]

同年ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング入社、取締役研究開発部長。2006年取締役研究開発部長兼営業部長。2009年常務取締役研究開発部長兼薬事部長。2010年常務取締役研究開発部長。2013年常務取締役事業開発室長。2014年常務取締役事業開発室長兼製品開発部長。2015年常務取締役事業開発室長兼生産技術部長。2015年取締役常務執行役員研究開発本部長兼事業開発室長兼生産技術部長。2016年取締役常務執行役員。2017年富士フイルム再生医療事業部長兼RD統括本部再生医療研究所長、セルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン取締役[2]

同年ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役社長執行役員。2018年富士フイルムRD統括本部バイオサイエンステクノロジー開発センター副センター長。2019年富士フイルムRD統括本部バイオサイエンスエンジニアリング研究所副所長。同年ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役会長執行役員[4]。2020年ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役社長執行役員。

組織再生研究や、外科矯正手術、再生医療産業化に従事し、日本初の再生医療製品を上市。日本再生医療学会理事等も務めた[5]。「自家培養軟骨ジャックの製品化-わが国発の再生医療製品の実現-」により第5回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞受賞[6][7]。2019年再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)代表理事・会長に就任[8]

脚注

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  1. ^ 「ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング社長に畠氏」 日本経済新聞2017/10/31 22:26
  2. ^ a b c d 「講演者プロフィール 株式会社 ジャパン・ティッシュエンジニアリング 取締役 研究開発部長 畠 賢一郎」 大阪大学
  3. ^ The characteristics of cultured mucosal cell sheet as a material for grafting : comparison with cultured epidermal cell sheet 畠, 賢一郎 名古屋大学 , 博士 (医学) , 甲第3178号 , 1995-03-27
  4. ^ a b c 「2019年3月期有価証券報告書」 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
  5. ^ 畠 賢一郎氏 略歴 PHARM TECH JAPAN 2019/09/13
  6. ^ 第5回ものづくり日本大賞受賞概要(内閣総理大臣賞) 厚生労働省
  7. ^ 「ものづくり日本大賞、総理大臣賞に培養軟骨製品化‐J-TECの畠氏ら受賞」 薬事日報2013年10月8日 (火
  8. ^ 「再生医療の業界団体FIRM、新会長にJTEC畠会長が就任」 日経バイオテク2019.07.03
先代
比留間愛一郎
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング社長
2017年 - 2019年
次代
秋山雅孝
先代
秋山雅孝
ジャパン・ティッシュエンジニアリング社長
2020年 -
次代
(現職)
先代
戸田雄三
再生医療イノベーションフォーラム会長
2019年 -
次代
(現職)