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畠中市蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

畠中 市蔵(はたなか いちぞう、1887年明治20年)12月20日[1] - 没年不明)は、大正から昭和時代前期の朝鮮総督府官僚台湾総督府官僚。

経歴・人物

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鹿児島県鹿児島郡吉野村岡之泉(現・鹿児島市吉野)に生まれる[1]1915年(大正4年)8月、朝鮮総督府巡査となり、翌年11月に退職し、渡台する[1]

1918年(大正7年)4月、阿緱庁(現・屏東市)巡査を拝命し、高雄州警部補、警部を経て、高雄州通訳となる[2]。ついで1932年(昭和7年)5月、台湾総督府属に転じ、1939年(昭和14年)5月に地方理事官に進み、高雄州潮州郡守に就任した[3]。その後は、台中州大甲郡守を務めたのち[4]、台中州産業部属に転じた[5]

脚注

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  1. ^ a b c 太田 1940, 524頁.
  2. ^ 太田 1940, 524-525頁.
  3. ^ 太田 1940, 525頁.
  4. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和16年』、523頁。
  5. ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和17年』、534頁。

参考文献

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