畑敏雄
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畑 敏雄(はた としお、1913年1月5日 - 2009年12月31日[1])は、日本の化学者。東京工業大学名誉教授。元群馬大学学長。元日本接着協会会長。
人物・経歴
[編集]大阪府出身[2]。第一高等学校理科乙類を経て[3]、1940年東京工業大学応用化学科卒業[4]。太平洋戦争中は風船爆弾のこんにゃく糊研究に従事[2]。1962年東京工業大学工学博士の学位を取得[5]。1963年東京工業大学教授。1973年停年退官、群馬大学工学部教授。1975年群馬大学学長[4]。元日本接着協会会長[6]。1984年、勲二等旭日重光章を受章[1]。2009年12月31日、東京都練馬区石神井町の自宅で急性心不全のため死去し、一行院で葬儀・告別式が執り行われた[2]。
著書
[編集]- 『学長閑話 : ロマン派学長折々の記』あさを社 1982
脚注
[編集]- ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.484
- ^ a b c 畑敏雄氏死去/東京工業大名誉教授 四国新聞2010/01/02 15:35
- ^ 「一髙理科へようこそ-科学する心」展 出品一覧東京大学
- ^ a b 畑敏雄「歴史に学ぶ」『高分子』第25巻第8号、高分子学会、1976年、515-515頁、doi:10.1295/kobunshi.25.515、ISSN 0454-1138、NAID 130001448003。
- ^ 畑敏雄, 「高分子物質の界面化学的研究」 東京工業大学 博士論文, 報告番号不明, 1962年, NAID 500000318620。
- ^ 設立目的と経緯・歴代会長の紹介 日本接着学会
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