画登軒春芝
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画登軒春芝
性別 | 男性 |
---|---|
国籍 | 日本 |
母語表記 | 画登軒春芝 |
読み仮名 | がとけん しゅんし |
生年月日 | 不明な値 |
死亡年月日 | 不明な値 |
職業 | 画家、浮世絵師 |
師匠 | 春好斎北洲 |
活動地 | 大阪 |
活動開始 | 1825 |
活動終了 | 1845 |
画登軒 春芝(がとけん しゅんし、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴
[編集]春好斎北洲の門人かといわれる。画登軒、登龍軒、春芝と号す。大坂の人で二ツ井戸に住む。作画期は文政8年(1825年)から天保の頃にかけてで、役者絵を残している。二代目尾上多見蔵を描いたものが多い。
作品
[編集]- 「けいせい月の戸・藤川友吉 鹿子勘兵衛実は鳥居又助・市川鰕十郎 けいせい万国・市川三光」 大判錦絵3枚続 池田文庫所蔵 ※文政8年正月、大坂角の芝居『傾城百万国』より。画寿軒春朝との合作
- 「奴百度平・尾上多見蔵」 中判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政9年3月、大坂大西芝居『幼稚子敵討』
- 「尾花才三・尾上多見蔵 娘おこま・尾上梅之丞 白木屋喜蔵・中村友三」 大判錦絵2枚続 池田文庫所蔵 ※文政9年8月、大坂若太夫芝居『扇競錦絵姿』
- 「奴弥正平・尾上多見蔵」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政9年8 - 11月頃、若太夫芝居『旧礎花大樹』より。画中に「狂ひ咲するや小春の梅のはな 松朝」の句あり
- 「久三ノ小助・尾上多見蔵」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政9年8 - 11月頃、若太夫芝居『新板歌祭文』
- 「道風・沢村源之助 とつこの駄六・片岡市蔵」 大判錦絵2枚続 池田文庫所蔵 ※文政11年5月頃、若太夫芝居『小野道風青柳硯』
- 「三番叟・尾上多見蔵」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※天保2年(1831年)11月、大坂中の芝居
- 「尾上多見蔵の楽屋姿」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政10年頃
- 「娘お七・尾上多見蔵」 大判錦絵
- 「香具屋弥兵衛・尾上多見蔵」 錦絵
- 「中野藤兵衛・尾上多見蔵」 錦絵
参考文献
[編集]- 黒田源次 『上方絵一覧』 佐藤章太郎商店、1929年
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※54頁
- 『上方役者絵集成』(第2巻) 財団法人阪急学園池田文庫、1998年
- 『上方役者絵集成』(第3巻) 財団法人阪急学園池田文庫、2001年