町田徹
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町田 徹(まちだ てつ、1960年 - )は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家。大阪府出身。
来歴・人物
[編集]金蘭千里高等学校、神戸商科大学(現・兵庫県立大学)商経学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。リクルート事件、損失補てん事件、郵政問題などを取材。アメリカのペンシルベニア大学ウォートン・スクールに留学。ワシントン特派員。
2006年に日興コーディアル証券の粉飾決算事件をスクープ[1]し、第13回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞を受賞した。
2014年6月から2019年6月までゆうちょ銀行社外取締役。
2018年に現代ビジネスでCPUの投機的実行の仕組みについて解説[2]。その説明に登場した技術「アクセラレーション・ブースト」が実在の不確かなものであったことから話題となった[3]。
連載・出演番組
[編集]- 現代ビジネス (「ニュースの深層」毎週火曜日アップ、2010年1月 - )
- サードプレイス(旧ON THE WAY ジャーナル)(JFN online、第二火曜日)
- 町田徹のふかぼり!(2017年10月6日 - ラジオNIKKEI第1放送 金 23:00 - 23:15)
- 町田徹のふかぼり!フロントページ(2018年4月6日 - ラジオNIKKEI第1放送 金 16:40 - 17:00)
著書
[編集]- 『電力と震災 東北「復興」電力物語』(日経BP社、2014年)
- 『行人坂の魔物―みずほ銀行とハゲタカ・ファンドに取り憑いた「呪縛」』(講談社、2013年)
- 『JAL再建の真実』(講談社、2012年)
- 『東電国有化の罠』(筑摩書房、2012年)
- 『日本郵政 解き放たれた「巨人」』(日本経済新聞社、2005年)
- 『巨大独占 NTTの宿罪』(新潮社、2004年)
脚注
[編集]- ^ 町田 徹 (2006). “日興コーディアル証券『封印されたスキャンダル』”. 月刊現代 2006年2月号 .
- ^ 町田 徹 (2018年1月16日). “米グーグルのハッカー集団を震撼させた「インテル問題」の深刻度”. 現代ビジネス. 講談社. pp. 2-3. 2020年11月2日閲覧。 “投機的実行をする際には、本来メモリに厳重に保管してある重要な情報を取り出して、ハードディスク上などに設けた「仮想メモリ」に持ち込み、そこで「アクセラレーション・ブースト」と呼ばれる処理速度の加速をかける。”
- ^ tks24 (2018年1月18日). “CPUの速度を上げるらしい謎技術「アクセラレーション・ブースト」にネットの反響続々【やじうまWatch】” (日本語). INTERNET Watch (株式会社インプレス) 2020年11月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 町田徹のホームページへようこそ - 公式サイト