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甲野正道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

甲野 正道(こうの まさみち)は、日本の知的財産学者・著作権法学者大阪工業大学知的財産学部知的財産学科教授。元文部科学省文化庁長官官房著作権課長。元内閣官房内閣参事官知的財産基本法準備室・知的財産戦略推進事務局)[1][2][3]

主な専門は、知的財産法著作権法法学日本国憲法)。主な所属学会は、著作権法学会など。

略歴

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東京大学法学部卒業。1981年より文部省(現在の文部科学省)勤務。1993年在米国日本国大使館一等書記官。2005年文部科学省文化庁長官官房著作権課長。2007年国立美術館本部事務局長 兼 国立西洋美術館副館長。2008年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別招聘教授(非常勤)。2010年東北大学理事。2016年大阪大学知的財産センター特任教授を経て、2019年より大阪工業大学知的財産学部教授。

主な著書は、

知的財産の対外啓蒙活動として、近畿経済産業局局内研修会(2021)、鳥取県ミュージアムネットワーク研修会(2021)、北海道美術館学芸員研究協議会(2021)、広島県美術館ネットワーク研修会講師(2020)日本材料学会腐食防食部門委員会勉強会講師(2020)などで講師を務めている。特に、市民向けでは、大阪市立総合生涯学習センターと大阪工業大学による2019年度連携講座の第1回講座「創作と知的財産 日常に広がる著作権の世界」における講師や、JASRACBGM無断使用に係る訴訟提起について『かんさい情報ネットten.』(読売テレビ)からの取材対応(2019)も行っている。

また、大阪大学大阪教育大学、大阪工業大学の3大学による日本初の小中高生向け知的財産にかかる教育・人材育成を目的とする「知財創造教育」推進の連携協定締結に貢献している[4]

脚注

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