田村滋
田村 滋(たむら しげる、1974年 - )は、日本のホテリエ兼IRオペレーター。
現在、シャングリ・ラ ホテル 東京にて料飲部長を務める。ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピックのために戻りホテルのナンバーツーとして帰国。
幼少期からアメリカ、インドネシア、スイス、サウジアラビア、香港、韓国、シンガポールで過ごし、5ヶ国語を話す。
人物
[編集]東京都足立区で生まれ父の仕事の関係で2歳からアメリカ西海岸カルフォルニア州パサデナへ移り幼児期を過ごす。
7年間過ごした末、一時期日本に帰国したが、高校時代にインドネシアに再び父親の転勤が決まりジャカルタ インターナショナル スクールへ転校。卒業後はスイスのホテルマネージメントスクール レ・ロッシュでホテル経営を学ぶ。
ホテル業界では、shiggy(シギー)の愛称で精通。shiggyは幼児期に過ごしたアメリカにて友人からつけられたニックネーム。
経歴
[編集]スイスの五つ星グランド ホテル・ツェルマットホフでサービス研修を行い、サウジアラビア インタコンチネンタル ジェッダにて厨房の研修を行い、最終年には香港のマンダリンオリエンタル香港にてマネージメントトレーニングを行う。香港が中国に返還されたのを機に日本に帰国。ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルにてフロント、営業、マーケティングを担当。
7年後ヒルトンホテルグループへ移籍し、ヒルトン東京ベイとヒルトン名古屋にて料飲部の責任者として部門長を務める。
ホテル業界のドリームチーム構成のため、東京に戻りペニンシュラ東京へ移籍するが、震災の影響で海外組がそれぞれの母国に戻りドリームチーム構成が困難となった。 同時期に韓国の財閥ハンファグループ、ハンファホテルアンドリゾーツへ、ヘッドハンティングされザ・プラザ・ソウル料飲部門の総責任者、ハンファホテルアンドリゾーツの63ビル、エリックカイザー、サイパンホテルのCS担当を兼任で任される。
契約満了の末、リゾート・ワールド・セントーサ・シンガポール統合型リゾートにてIR誘致の仕事に携わり各都道府県と連携しながらIR事業を日本へ誘致するプロジェクトに携わる。リゾート・ワールド・セントーサ・シンガポール カジノ内のハイローラー限定クロックフォード・タワーの会員制・全室バドラー付き100室スイート総責任者、更にセレブリティーレストラン ジョエル・ロブションなど含む約13レストラン、ホテルレストラン12軒、6,000名以上同時に収容可能な宴会場、マレーシアン・フード・ストリート、日本のIR関連事業、アウトバウンドビジネスを担当。シンガポールにミシュランが初上陸した際、ジョエル・ロブションの三つ星含む、担当全レストランにて計七つ星獲得。ミシュラン初上陸にて初の三つ星獲得はシンガポールではまたとない快挙である。
言語
[編集]- 日本語:母国語
- 英語:ネイティヴ
- インドネシア語・フランス語・ドイツ語:日常会話レベル