田中雄一郎
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田中 雄一郎(たなか ゆういちろう、1970年9月10日 - )は、日本の公認会計士、税理士、実業家。税理士法人トラスト代表社員・CEO、トラストFAS株式会社取締役会長、株式会社ビジネスビジョン代表取締役会長。株式会社ファンダンゴ監査役、加賀電子株式会社監査役。父は元参議院議員の田中直紀、母は元衆議院議員の田中眞紀子。母方の祖父は第64・65代内閣総理大臣の田中角栄、父方の祖父は元熊本県知事・衆議院議員・参議院議員の鈴木直人。
略歴
[編集]- 1993年3月 - 慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部卒業。同学4年在学中に公認会計士試験に合格[1]。
- 1993年4月 - 太田昭和監査法人(現・EY新日本有限責任監査法人)入所。1996年4月、公認会計士登録。1998年6月、太田昭和監査法人退所。1998年10月、税理士登録。
- 1997年7月 - 有限会社文京ビジネスサービス(現・株式会社ビジネスビジョン)取締役就任。2000年4月、株式会社ビジネスビジョン代表取締役就任。
- 2004年10月 - 税理士法人ビジネスビジョン会計事務所(現・税理士法人トラスト)設立、代表社員就任。M&A・企業再編ストラクチャリング、税務コンサルティングに特化した、税理士法人トラストを創業。首都圏の上場企業及び上場準備企業のコンサルティングを中心に、戦略立案から実施支援、手法鑑定まで行う。
エピソード
[編集]- 母親によると祖父角栄が日中国交正常化のため中国へ出発する1972年9月25日の朝に角栄に「雄ちゃん北京はどっちだ」と聞かれ「あっち」と答えると、角栄は「そうかあっちか。じゃあおじいちゃんはあっちに今から行きます。帰ってきたら必ず、必ず帰ってきたらまた一緒に飯食おうね。元気でね。必ず帰ってくるよ」とそのまま空港へ向かう車へ乗った[2]。
親族
[編集]角右衛門 | 捨吉 | 角次 | 角栄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
正法 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
はな | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
眞紀子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雄一郎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
鈴木佳衛 | 鈴木直人 | 直紀 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
真奈子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
真美子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注
[編集]- ^ a b c 田中眞紀子を読む用語集
- ^ “「毒を盛られるから連れていけない」田中角栄元総理が“死を覚悟して”実現した日中国交正常化 長女・真紀子さんが語る交渉秘話”. TBS. 2022年10月24日閲覧。
- ^ 週刊ポスト1998年9月11日号P49~P51