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田中祐子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田中 祐子(たなか ゆうこ、1971年6月9日[1] - )は、日本のバレリーナ振付家である。

経歴

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東京都出身[1]。6歳からバレエを始め、1979年に日本ジュニアバレエに入会した。1982年に、AMステューデンツ第5期生に選抜された。1985年に橘バレヱ学校へ入学し、1989年には牧阿佐美バレヱ団に入団した。以降、同バレヱ団の主力バレリーナとして、団が新しい作品を上演するときの初演キャストに多く選ばれ、海外公演にも参加した。

1997年文化庁芸術家在外研修員に選抜され、サンフランシスコバレエ団で1年の間研鑽を積んだ後に帰国した[2]。その後は牧阿佐美バレヱ団で活動するとともに、新国立劇場バレエ団にも客演した。牧阿佐美バレヱ団が2006年に初演した高円宮憲仁親王の追悼作品『ア・ビアント』では、吉田都とのダブルキャストでヒロイン「カナヤ」役を務め、翌年の再演でも同役を演じた[3]2007年には、新国立劇場バレエ団の新制作作品『牧阿佐美の「椿姫」』にゲストとして主演している[2]

『ア・ビアント』のカナヤなどの可憐なヒロインから、『三銃士』の強烈な悪女ミレディーに至るまで幅広い役柄を踊りこなし、バランシンプティなどの作品もレパートリーに入れている。ダンサー、振付家としての活動とともに、後進の指導も手がけている。

主な振付作品

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  • 『天圏地』(2000年)
  • 『Turn up』(2002年)
  • 『Red heat torpid』(2003年)

主な受賞歴

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出演

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テレビ

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脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.514
  2. ^ a b c 第25回服部智恵子賞受賞者 日本バレエ協会ウェブサイト、 2011年6月19日閲覧。
  3. ^ ア ビアント だから、さよならはいわないよ Bunkamuraウェブサイト、2011年6月19日閲覧。
  4. ^ キテ!ミテ(2010年9月11日閲覧)
  5. ^ ガガガガガレッジセール(2010年9月11日閲覧)

外部リンク

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