田中啓司 (物理学者)
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人物情報 | |
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子供 | 田中浩也 |
学問 | |
研究分野 | 応用物理学・応用物性工学 |
田中 啓司(たなか けいじ)は、日本の応用物理学者、応用物性工学者。研究領域は、アモルファス半導体、カルコゲン化物ガラス、固体の光学特性など。
概要
[編集]1980年6月、「As-S系アモルファス半導体薄膜における光誘起屈折率変化」により、北海道大学より工学博士を取得[1][2]。1990年代から北海道大学大学院工学研究科教授としてアモルファス半導体の研究などに取り組んだ[3]。2011年には、定年退職し[4]、引き続き特任教授として北海道大学に籍を置いたが[5]、翌2012年には、特任教授の契約期間も満了した[6]。
栄誉・受賞
[編集]- 2001年 - 第1回オブシンスキー賞 (Ovshinsky Award)[1](カルコゲン化物における光誘起流動性の発見に対して)[7]
- 2010年 - 「ランダム系物性、特にカルコゲナイドガラスの光誘起現象の研究」により、応用物理学会フェロー表彰(第4回)[1][8]
- 2011年 - APEX/JJAP編集貢献賞[9]
出典・脚注
[編集]- ^ a b c “光物性工学研究室(実験系)北海道大学大学院工学研究科応用物理学専攻 スタッフ”. 北海道大学大学院工学研究科. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “As-S系アモルファス半導体薄膜における光誘起屈折率変化 田中啓司”. 国立国会図書館. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “KAKEN 科学研究費助成事業データベース 田中啓司”. 国立情報学研究所. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “人事異動 平成23年3月31日付発令”. 北海道大学大学院工学研究院. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “人事異動 平成23年4月1日付発令”. 北海道大学大学院工学研究院. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “人事異動 平成24年3月31日付発令”. 北海道大学大学院工学研究院. 2013年1月25日閲覧。
- ^ Popescu, Mihai. “Stanford R. Ovshinsky Prize for Excellence in Amorphous Chalcogenides”. Phys. Status Solidi B 249 (10): 1835–1836 .
- ^ “田中啓司教授が社団法人応用物理学会の応用物理学会フェロー表彰 第4回(2010年度)を受賞しました。”. 北海道大学大学院工学研究院. 2013年1月25日閲覧。
- ^ “APEX/JJAP編集貢献賞 受賞者一覧 2010年度(第9回)”. 応用物理学会. 2013年1月25日閲覧。