田中千代松
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田中 千代松(たなか ちよまつ、1881年(明治14年)2月2日[1] - 1929年(昭和4年)12月2日[2])は、衆議院議員(立憲民政党)、弁護士。
経歴
[編集]埼玉県北足立郡安行村(現在の川口市と草加市)で田中平十郎の六男として生まれる[3]。1911年(明治44年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、司法官試補となった。1913年(大正2年)、判事となって、青森地方裁判所と大阪地方裁判所で勤務した。しかし兄の衆議院議員田中左司馬の死により退官し、郷里で弁護士事務所を開業するかたわら、兄の政治活動を引き継いだ[4]。
埼玉県会議員を経て、1928年(昭和3年)の第16回衆議院議員総選挙に出馬し、当選した。
その他、埼玉製織会社の取締役を務めた[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 岸上克己『埼玉壱百人』埼玉通信社、1917年。