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田中元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

田中 元(たなか げん、1927年 - )は、日本の哲学研究者、工学院大学名誉教授。

来歴

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東京出身[1]東京大学文学部哲学科卒。工学院大学助教授、教授を務めて1998年定年退任、名誉教授。2009年瑞宝中綬章受章[2]

著書

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  • 『哲学としての倫理学』文化書房 1961
  • 『古代日本人の世界 仏教受容の前提』吉川弘文館 1972
  • 『古代日本人の時間意識 その構造と展開』吉川弘文館 1975
  • 『敗れし者への共感 古代日本思想における<悲劇>の考察』吉川弘文館 1979.10
  • 『竹取・伊勢物語の世界 平安初期の思想史的考察』吉川弘文館 1982.10

共著

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  • 『宗教者の言葉 信仰か信念か。この世を否定した人びと』植田重雄,水林澄雄共著 評論社 1968
  • 『哲学とはなにか』長谷川克彦、星敏雄、岩野秀明共著. 北樹出版, 1984.4

翻訳

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  • インゲボルグ・Y.ヴェント『日本は左傾するか 右の日本人左の日本人』弘文堂 (フロンティア・ブックス) 1965
  • メンシング『宗教における寛容と真理』理想社 1965
  • ライニッシュ編『歴史とは何か 歴史の意味』理想社 1967
  • グスタフ・メンシング『宗教とは何か 現象形式・構造類型・生の法則』下宮守之共訳 法政大学出版局(叢書・ウニベルシタス) 1983

参考

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  • メンシング訳書紹介文 

脚注

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  1. ^ 『哲学とはなにか』
  2. ^ 平成21年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 14 (2009年4月29日). 2009年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。