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生田正輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生田 正輝(いくた まさき、1923年2月6日[1] - 2012年5月7日[2])は、日本社会学者大衆伝達学者。学位は、法学博士慶應義塾大学・1960年)。慶應義塾大学名誉教授勲二等旭日重光章受章。

経歴

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兵庫出身。1941年慶應義塾大学予科入学、1943年学徒動員にて応召、1944年陸軍延吉予備士官学校卒業、1945年復員復学、1947年9月慶應義塾大学法学部政治学科卒業。10月助手、1951年助教授、1957年教授、1960年「マス・コミュニケーションの諸問題」で法学博士の学位を取得。同年ハーバード大学訪問研究員、1969年慶應義塾常任理事、1972年塾長代理、1973年慶應義塾大学新聞研究所長、1977年慶應義塾大学法学部長、1988年定年、慶應義塾大学名誉教授常磐大学教授、1979年日本新聞学会会長、1991年郵政省(現総務省)電波監理審議会会長、2000年勲二等瑞宝章受章[3]、2012年逝去(89歳)。

著書

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  • 『マス・コミュニケーションの諸問題』慶応通信 1957
  • 『マス・コミュニケーションの研究』慶応通信 1968
  • 『新聞を斬る』サンケイ出版 1978
  • 『コミュニケーション論』慶応通信 1982
  • 『新聞報道のあり方 その問題点を衝く』慶応通信 1986
  • 『回想五十年慶應義塾と私』慶應義塾大学出版会 2007

共編著

  • 『放送研究入門』日本放送協会放送文化研究所放送学研究室編 日本放送出版協会、1964
  • 『日米間のコミュニケーション・ギャップ』辻村明共編著 慶應通信 国際コミュニケーション日米共同プロジェクト 1981

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 生田正輝氏が死去:日本経済新聞
  3. ^ 「2000年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人、在日外国人の受章者一覧」『読売新聞』2000年11月3日朝刊