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瑞穂 (名寄市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 北海道 > 名寄市 > 瑞穂
瑞穂
地図
瑞穂の位置
北緯44度21分43.6秒 東経142度23分23.2秒 / 北緯44.362111度 東経142.389778度 / 44.362111; 142.389778
日本の旗 日本
都道府県 北海道
市町村 名寄市
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
096-0077

瑞穂(みずほ)は北海道名寄市にある地名。

地理

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天塩山脈の支脈である雨竜山脈のふもとの地域[1]

天塩川の支流である有利里川うりりがわが西から東に流れ、川と並行して北海道道688号名寄遠別線(名寄太10線)が走っている。

歴史

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旧名を有利里といい、アイヌ語ではペンケ・ウリリ・ルベ(川上にある雨竜越えの路)と呼ばれていた[2]。有利里川を伝って山越えすることにより雨竜川筋で漁労や狩猟を行ったり、反対に天塩川の漁期になると雨竜川筋から下ってきたりしていたことを表している[2]

和人の入植前はうっそうとした森が広がっていたが、水口吉次郎が樹木の払い下げを受けて伐採を行い、また原田愛次郎が土地の下附を得た後に小作を募集するなどして、小さな部落が形成されていった[3]

この地域で高師小僧の一種が発見され、1939年(昭和14年)9月に「名寄高師小僧」として日本国の天然記念物に指定された[4]

脚注

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  1. ^ 名寄町誌 1956, p. 7.
  2. ^ a b 更科 1966, p. 168.
  3. ^ 名寄町誌 1956, p. 371.
  4. ^ 名寄町誌 1956, p. 449.

参考文献

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  • 『名寄町誌』名寄町、1956年3月20日。 
  • 更科源蔵『アイヌ語地名解 北海道地名の起源』北書房、1966年8月15日。