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琴吹 千草(ことぶき ちぐさ)は、日本舞踊の名跡。琴吹流の家元が名乗る。
流祖の初代琴吹千草の母は、吉原の妓楼「澤瀉楼」の主人の娘で、初代花柳壽輔に師事してその高弟となり、花柳流の名取として花柳琴を名乗っていた。この母から伝授された舞踊に敬意を表して1953年(昭和28年)に創派されたのが琴吹流である。
- 二代目 琴吹千草
- 初代の長兄の孫、1946–2023。歌舞伎役者としては四代目市川段四郎。1978年(昭和53年)に家元を継承し二代目を襲名[1]。