コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

王日神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
王日神社
所在地 長野県中野市諏訪町4-20
位置 北緯36度44分42秒 東経138度22分41秒 / 北緯36.74500度 東経138.37806度 / 36.74500; 138.37806 (王日神社)座標: 北緯36度44分42秒 東経138度22分41秒 / 北緯36.74500度 東経138.37806度 / 36.74500; 138.37806 (王日神社)
主祭神 建御名方神天水分神軻遇突智神
社格 旧郷社
創建 不明
例祭 10月13日、10月14日
地図
王日神社の位置(長野県内)
王日神社
王日神社
テンプレートを表示

王日神社(おうひじんじゃ)は、長野県中野市諏訪町に鎮座する神社である。隣には北信地方最大の中世の方形館跡である高梨氏館跡がある[1]

祭神

[編集]

建御名方神天水分神軻遇突智神の三神である[2][1]

概要

[編集]

創祀年代は不詳。王日神社は和名抄記載の日野郷中野の地に鎮座する神社であった。昔は、王日神社の東にある大平山(王日良山)、現在の鴨ヶ嶽(688m)に鎮座し日野社と称していた。 領主高梨氏の崇敬をうけ、1351年(観応2年)高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。天正年間洪水により社殿流失。1592年(文禄元年)に再建。1810年(文化七年)4月、さらに本殿を改築し、1864年(元治元年)8月、王日神社と改称。1873年(明治六年)6月郷社に列せられた。境内の左手に松尾社(少彦名命)。境内の右手、社務所の前に秋葉神(軻遇突智神)、拝殿の左手に西宮神社(八重事代主命)が祀られている[2][1]

祭日

[編集]
  • 1月1日 歳旦祭
  • 2月11日 紀元祭
  • 3月上旬 秋葉祭
  • 4月27日 祈年祭(春祭)
  • 6月30日 大祓祭
  • 7月中旬 祇園祭
  • 10月13日、10月14日 例祭(秋祭)
  • 11月中旬 西之宮祭
  • 11月23日 新嘗祭
  • 12月上旬 松尾祭
  • 12月27日 大祓祭[1]

歴史

[編集]
  • 1351年(観応2年) 高梨氏の居城のそばの現社地に遷座。日野社と称していた。
  • 1578年(天正6年) 天正年間洪水により社殿流失。
  • 1592年(文禄元年) 再建。
  • 1810年(文化7年)4月 本殿を改築。
  • 1864年(元治元年)8月 王日神社と改称。
  • 1873年(明治6年)6月 郷社に列せられた[1]
  • 1908年(明治41年)3月 天水分神(鴨ヶ嶽社)は王日神社に合祀。
  • 1909年(明治42年)4月 軻遇突智神は王日神社に合祀。

脚注

[編集]

参考文献

[編集]
  • 岩戸貞彦「王日神社」『須坂・中野・飯山の社寺』郷土出版社、2007年4月10日。