玉畹梵芳
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玉畹 梵芳(ぎょくえん ぼんぽう、1348年(貞和4年/正平3年)ごろ - 1420年(応永27年)ごろ)は、南北朝時代から室町時代の画家、臨済宗の僧である。
経歴・人物
[編集]幼年期より出家し、春屋妙葩に師事する。後に近江へ入り、永源寺の住職であった寂室元光および義堂周信から詩を学んだ。
後に水墨画に専念し、豊後の万寿寺、京都の建仁寺および南禅寺の住職も務めた。これにより、当時室町幕府の将軍であった足利義持の恩恵を受け仕えたが、1420年(応永27年)不平により対立し、近江に隠居した後に入滅したとみられている。なお、梵芳の作品は鉄舟徳済と共に元の画僧、雪窓の作風「墨蘭」の二大画僧として知られた。
主な作品
[編集]絵画
[編集]- 蘭石図(クリーヴランド美術館)
- 蘭蕙同芳図(東京国立博物館)