玉泉八州男
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日本学士院より公開された肖像写真 | |
人物情報 | |
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生誕 |
1936年2月25日(88歳) 日本・新潟県高田市(現・上越市) |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京大学 |
学問 | |
学派 | 英文学 |
研究分野 |
シェイクスピア エリザベス朝演劇 |
研究機関 | 東京工業大学 |
学会 | 日本学士院 |
玉泉 八州男(たまいずみ やすお、1936年2月25日 - )は、日本の英文学者。専攻はシェイクスピアとエリザベス朝演劇。
略歴
[編集]新潟県高田市(現・上越市)生まれ。新潟県立高田高等学校、東京大学文学部英吉利文学科卒業[1]。東京大学大学院人文科学研究科英語英文学専攻博士課程満期退学[2]。東京工業大学工学部助教授を経て教授。1985年、『女王陛下の興行師たち』でサントリー学芸賞受賞。千葉大学文学部教授。帝京大学文学部教授、帝京大学名誉教授。日本シェイクスピア協会会長(1997-1999年度)。2007年日本学士院会員。2011年瑞宝重光章[3]。
単著
[編集]- 『女王陛下の興行師たち エリザベス朝演劇の光と影』芸立出版、1984
- 『シェイクスピアとイギリス民衆演劇の成立』研究社、2004
- 『北のヴィーナス――イギリス中世・ルネサンス文学管見』研究社、2013
- 『シェイクスピアの世紀末』小鳥遊書房、2022
編著
[編集]翻訳
[編集]- C・S・ルイス『愛とアレゴリー ヨーロッパ中世文学の伝統』筑摩書房〈筑摩叢書〉、1972、新版1983
- シーザー・L・バーバー『シェイクスピアの祝祭喜劇 演劇形式と社会的風習との関係』野崎睦美共訳、白水社、1979
- 『シェイクスピア 晩年の劇』英文学ハンドブック「作家と作品」研究社、1980
- E・M・W・ティリヤード『エリザベス朝の世界像』磯田光一、清水徹郎共訳、筑摩書房〈筑摩叢書〉、1992
- フランセス・A・イエイツ『記憶術』監訳、水声社、1993
脚注
[編集]- ^ “「諸君は、国家の礎たれ」、小和田・高田高校校長◆Vol.3”. 医療維新 | m3.com. 2022年10月7日閲覧。
- ^ “2008年度シェイクスピア祭と総会”. 日本シェイクスピア協会 - The Shakespeare Society of Japan. 2022年10月7日閲覧。
- ^ “平成23年秋の叙勲 瑞宝重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 2 (2011年11月). 2016年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
参考
[編集]- コトバンク - 日本人名大辞典の解説