玉井清弘
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玉井 清弘(たまい きよひろ、1940年7月21日 - )は、日本の歌人。歌誌「音」選者・編集運営委員会。香川県高松市在住。令和6年6月3日現在。
経歴
[編集]愛媛県西条市生まれ。國學院大学文学部日本文学科卒業。元香川県立高等学校教諭。
1965年、窪田章一郎の「まひる野」に入会。1982年、武川忠一の「音」に参加。四国を拠点とし、自らの住む所を詠み続ける地方歌人の代表的存在である。四国新聞、愛媛新聞、朝日新聞四国版の歌壇選者。
受賞歴
[編集]- 1966年 - 「青年期」で「まひる野賞」を受賞
- 1987年 - 歌集『風筝』で「第37回芸術選奨文部大臣新人賞」を受賞[1]
- 1999年 - 歌集『清漣』で「第26回日本歌人クラブ賞」を受賞[1]
- 2002年 - 歌集『六白』で「第2回山本健吉文学賞」および「第2回短歌四季大賞」を受賞[2]
- 2006年 - 香川県表彰 「文化功労者」[1]
- 2014年 - 歌集『屋嶋』で「第29回詩歌文学館賞」[3]および「第48回迢空賞」[4]を受賞
- 2014年 - 文部科学大臣表彰 「地域文化功労者」[5]
- 2016年 - 「四国新聞文化賞」を受賞[6]
- 2024年 - 歌集『山水』で「第35回齋藤茂吉短歌文学賞」を受賞[7]
著書
[編集]- 歌集『久露(きゅうろ)』角川書店 1976 (新鋭歌人叢書)
- 歌集『風筝(ふうそう)』雁書館 1986 (音叢書)
- 『鑑賞・現代短歌 8 上田三四二』本阿弥書店 1993
- 歌集『麴塵(きくじん)』雁書館 1993 (音叢書)
- 『歌集 玉井清弘』砂子屋書房 1995 (現代短歌文庫)
- 歌集『清漣(せいれん)』砂子屋書房 1998
- 歌集『六白(ろっぱく)』ながらみ書房 2001 (音叢書)
- 歌集『谷風(こくふう)』短歌研究社 2004 (音叢書)
- 『時計回りの遊行 歌人のゆく四国遍路』本阿弥書店 2007
- 歌集『天籟(てんらい)』短歌研究社 2007 (音叢書)
- 歌集『屋嶋(やしま)』角川書店 2013 (音叢書)
- 歌集『谿泉(けいせん)』角川文化振興財団 2018 (音叢書)
- 歌集『山水(さんすい)』短歌研究社 2023(音叢書)