玄奘寺 (南京市)
表示
玄奘寺 | |
---|---|
玄奘寺の中軸の千古一完人 | |
基本情報 | |
所在地 | 中国・江蘇省南京市玄武区九華山公園 |
座標 | 北緯32度04分03秒 東経118度48分45秒 / 北緯32.067608度 東経118.812506度座標: 北緯32度04分03秒 東経118度48分45秒 / 北緯32.067608度 東経118.812506度 |
宗教 | 仏教 |
宗派 | 禅宗 |
管理者 | 伝真法師 |
建設 | |
様式 | 中国建築 |
創設 | 2003年 |
玄奘寺(げんじょうじ)は、中華人民共和国江蘇省南京市玄武区北京東路九華山公園にある仏教寺院[1]。
1942年の初冬、日本人が雨花台の大報恩寺で石箱を掘り起こし、その中には唐の僧玄奘の頭頂骨の遺物が納められていた。1943年初め、汪精衛政府は小九華山にレンガ造りの塔を建て、玄奘の頭頂骨の遺物を安置し、三蔵塔と名づけた。2003年、南京市玄武区政府は小九華山に再建し、「玄奘寺」と命名した[2]。
→詳細は「南京玄奘寺における「南京大虐殺戦犯」位牌安置問題」を参照
2022年7月、日本軍の田中軍吉・松井石根・谷寿夫・野田毅の位牌が安置されていたことが発覚し、注目を浴びた[3][4]。7月22日午後、南京市人民政府は「玄奘寺が南京大虐殺の戦犯の額を祀った事件は悪い影響を与えた」と通告し、廟の主管者を交代し、多くの幹部を処分することを決定した[5][6]。
写真
[編集]脚注
[編集]- ^ “玄奘寺” (中国語). 南京市民族宗教事務局. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “南京玄奘寺伝真法師曾和南京多名落馬高官熟識”. 新浪. 北京青年報 (2022年7月22日). 2022年7月22日閲覧。
- ^ “南京通報玄奘寺供奉牌位情況:将対傷害民族感情的行為一査到底” (中国語). 人民网. 人民日報. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “南京の寺に「日本の戦犯」4人の位牌が奉納されてる? ネット炎上、当局「徹底的に調査する」―中国 (2022年7月22日)”. エキサイトニュース. 2022年7月22日閲覧。
- ^ 許祺安 (2022年7月22日). “南京玄奘寺供奉戦犯全網尋供奉者 胡錫進:肯定有陰暗力量和陰謀” (中国語). 香港01. 2022年7月22日閲覧。
- ^ “中国、寺にA級戦犯の位牌 南京市が調査開始、関係者を処分”. 秋田魁新報電子版. 2022年7月22日閲覧。