玄光寺 (加須市)
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玄光寺 | |
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所在地 | 埼玉県加須市久下2-15-8 |
位置 | 北緯36度07分12.9秒 東経139度36分51.9秒 / 北緯36.120250度 東経139.614417度座標: 北緯36度07分12.9秒 東経139度36分51.9秒 / 北緯36.120250度 東経139.614417度 |
山号 | 瑠璃光山 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 室町時代後期 |
玄光寺(げんこうじ)は、埼玉県加須市にある真言宗智山派の寺院。
歴史
[編集]室町時代後期に開山された。開山・開基が不明であるが、同市南篠崎の普門寺の末寺である。1842年(天保13年)の火災で多くの古文書を失ったため、詳細な由来は不明となっている。火災後の再建は遅々として進まず、1896年(明治29年)になり、本寺の普門寺の檀家のうち、当寺に近い家が当寺の檀家となったことで、徐々に再建が進むようになった。1988年(昭和63年)、「弘法大師入定千百五十年御遠忌」事業として、現在の本堂が完成した[1]。
当寺には、安房の戦国大名となった安房里見氏の墓があるという逸話がある。ただし、どの墓がそれなのかは不明となっている。戦国大名の里見一族の墓は千葉県南房総市の延命寺にあり、当寺の逸話は里見氏が鎌倉公方(古河公方)に仕えていた頃に、家臣が主家の里見氏の菩提を弔うために当寺に関係を持ったのが、その逸話の由来とみられている[1]。
交通アクセス
[編集]- 加須駅より徒歩28分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 渡辺良夫 著『古利根の寺々(さきたま双書)』さきたま出版会、1995年