猿田悳
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猿田 悳(さるた とく、1926年 - 1975年2月13日[1])は、日本のドイツ文学者、翻訳家、音楽評論家。
略歴
[編集]茨城県生まれ。1951年東京大学独文科卒。富山大学講師、金沢大学助教授、慶應義塾大学経済学部助教授、教授。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『エラスムスの勝利と悲劇』(ツヴァイク、内垣啓一, 藤本淳雄共訳、みすず書房、ツヴァイク全集13) 1965
- 『時代と世界』(ツヴァイク、みすず書房、ツヴァイク全集19) 1965
- 『フーゴー・ヴォルフ 生涯と歌曲』(エルンスト・デチャイ、小名木栄三郎共訳、音楽之友社) 1966
- 『旅の日のモーツァルト』(メーリケ、白水社) 1969
- 『カラヤン 人と芸術』(E・H・ホイサーマン、東京創元社) 1971
- 『カラヤンの世界』(カール・レーブル、朝日出版社) 1971
- 『マリア・カラス 華麗なる独裁者』(フリードリヒ・ヘルツフェルト、朝日出版社) 1971
- 『コージマ・ワーグナー リストの非凡な娘そしてワーグナーの最良の妻』(アリス・ソコロフ、森住衛共訳、音楽之友社) 1976
脚注
[編集]- ^ 『昭和物故人名録 : 昭和元年~54年』(日外アソシエーツ、1983年)p.84
参考文献
[編集]- 『音楽との対話』著者紹介
- 『コージマ・ワーグナー』森住によるあとがき