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猫鼻温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

猫鼻温泉(ねこはなおんせん)とは、長野県北安曇郡小谷村大字北小谷猫鼻にあった温泉。名前の由来は当地の地名である猫鼻から。

泉質

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  • 炭酸水素泉・中性低脹性高温泉(揚湯当時は単純泉[1]
  • 泉温は45℃(揚湯当時)[1]

温泉地

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営業当時は200人が一度に入れる露天風呂で冬にはスキーの帰り客で賑わい、内湯も木造小屋に用意されていた。脱衣所はプレハブの2棟のみであった。

歴史

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昔から自然湧出していたが、交通の便が不便であったため野湯状態となっていた。近くに道路が開通するのに合わせて白馬村の清水英雄によってボーリング調査が実施された。その結果、1989年平成元年)8月に毎分400リットルの単純泉の湧出に成功。露天風呂は1993年(平成5年)の時点で存在していたが、所有者も代わり、国道工事終了後に正式に施設化されると思われていた[1]

しかし、1995年(平成7年)7月の7.11水害により崩壊、基礎が半分以上流出したうえに元々源泉が老化していたため、再建されず現在は跡形もなくなっている。現在は猫鼻温泉に通じる道自体が閉鎖・通行止めとなっている。(猫鼻温泉の位置

後に温泉施設は湯原地区へ移転し、新天地の『湯原温泉 猫鼻の湯』で営業が再開される。

周辺

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脚注

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  1. ^ a b c 『小谷村誌 社会編』(1993年9月30日、小谷村誌刊行委員会発行)256ページ。

関連項目

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参考資料

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