薬屋のひとりごと (アニメ)
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薬屋のひとりごと | |
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アニメ | |
原作 | 日向夏 |
総監督 | 長沼範裕(第2期) |
監督 | 長沼範裕(第1期)→筆坂明規(第2期) |
シリーズ構成 | 長沼範裕 |
キャラクターデザイン | 中谷友紀子 |
音楽 | 神前暁、ケビン・ペンキン、桶狭間ありさ |
アニメーション制作 | TOHO animation STUDIO、OLM |
製作 | 「薬屋のひとりごと」製作委員会 |
放送局 | 日本テレビ系列ほか |
放送期間 | 第1期:2023年10月22日 - 2024年3月24日 第2期:2025年1月10日 - |
話数 | 第1期:全24話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『薬屋のひとりごと』(くすりやのひとりごと、英語: The Apothecary Diaries、中国語: 药屋少女的呢喃、藥師少女的獨語)は、日向夏による同名のライトノベルを原作としたアニメ。
2023年10月から2024年3月まで、日本テレビ系列ほかにて放送された[1][2]。初回はキー局の日本テレビなどでは第3話まで連続放送された[注 1][1]。ナレーションは島本須美[3]。第1クール(第1話から第12話)は原作小説第1巻が、第2クール(第12話から第24話)は原作小説第2巻が基になっている[4]。
第2期の制作も発表されており、2025年1月より日本テレビ系列『FRIDAY ANIME NIGHT』枠にて連続2クールで放送予定[5][6]。
登場人物
[編集]沿革
[編集]2023年2月16日 - アニメ化が発表され、ティザービジュアルとプロジェクトPVが公開される[9]。
2023年7月7日 - キービジュアルとティザーPVが披露され、2023年10月放送予定と予告される[10]。
2023年10月1日 - 全国4劇場にて第1話から第3話の先行上映会が行われ、TOHOシネマズ日比谷では悠木碧、大塚剛央、長沼範裕ら舞台挨拶に登壇した[11]。
2023年10月から2024年3月 - 第1期が放送される。
2024年3月24日 - 第2期の制作が発表され、2025年放送予定と予告される[5]。
2024年10月22日 - YouTube『TOHO animation』チャンネルにて第2期の放送時期が2025年1月より『FRIDAY ANIME NIGHT』枠にて連続2クールで放送予定と予告される[6]。
スタッフ
[編集]- 原作 - 日向夏[7][6]
- キャラクター原案 - しのとうこ[7][6]
- 総監督 - 長沼範裕[6](第2期)
- 監督 - 長沼範裕[7](第1期)→筆坂明規[6](第2期)
- 副監督 - 筆坂明規[7](第1期)→中川航[6](第2期)
- シリーズ構成 - 長沼範裕[7][6]
- キャラクターデザイン - 中谷友紀子[7][6]
- サブキャラクターデザイン - 長森佳容[12]、宮井加奈[9]
- プロップデザイン - ヒラタリョウ[12]、みき尾[12]
- シナリオ統括 - 柿原優子[12]
- 色彩設計 - 相田美里[7][6]
- 美術監督・美術設定 - 高尾克己[9][6]
- CGIディレクター - 永井有[9][6]
- 2Dデザインワークス - 南條楊輔[12]
- 撮影監督 - 石黒留美[9](第1期)→鈴木麻予[6](第2期)
- 編集 - 今井大介[9][6]
- 音響監督 - はたしょう二[9][6]
- 音響効果 - 出雲範子[12]
- 音楽 - 神前暁[12][6]、Kevin Penkin[12][6]、桶狭間ありさ[12][6]
- 音楽プロデューサー - 小林健樹[12]
- チーフプロデューサー - 高橋敦司[12]、武井克弘[12]
- プロデューサー - 菱山光輝[12]、平原唯灯[12]、川村文[12]、森下勝司[12]、武藤大司[12]、岡本順哉[12]、藤村智子[12]
- アニメーションプロデューサー - 稲垣敬文[12]、正田聡史[12]
- 制作 - TOHO animation STUDIO、OLM[7][6]
- 製作 - 「薬屋のひとりごと」製作委員会[7][6]
制作
[編集]企画
[編集]プロデューサーの菱山光輝は本作の制作にあたり、原作小説に誠実にあるということを重要なテーマとして掲げた[13]。原作はコミカライズやドラマCD化など、さまざまに展開して多くのファンを獲得してきた作品であり、ファンの一人一人にそれぞれの解釈が生まれているため、チーム全体としてあくまでベースは原作小説であるという意識を持つことを重要視したという[13]。
また、幅広い客層に視聴してもらうことも大きな目標とし、制作や宣伝が行われた[13]。彩度が高く設計された画面構成は、高齢の視聴者に配慮したものであり、老若男女に見てもらうという方針に則ったものであった[13]。
演出
[編集]監督とシリーズ構成は『魔法使いの嫁』や『劇場版 弱虫ペダル』で監督を務めた長沼範裕が務めた。二つの役職を兼任した理由について長沼は、作品の完成度を上げるために土台から携わる必要があったこと、加えて今作は謎解きなどの複雑な要素が多く、魅力と要点をわかりやすく視聴者に伝える必要があったことを挙げている[14]。
長沼は本作のテーマを「親と子」、「生と死」と定め、この普遍的なテーマをきちんと描き切ることを意識した[4]。また本作を演出するうえで、固定概念にとらわれない表現方法に挑戦しており、例えば夕方の空の色は、天候やキャラクターの感情に合わせて10色ほど用意された[15]。
第1期の24話は全体で大きな物語として設計されており、第1クールでは猫猫を軸に話が進み、第2クールでは壬氏を始めとした猫猫以外のキャラクターが加わる[16][4]。そのため、第1クールでは猫猫の目線でカメラを置き、第2クールでは少しカメラを引き、群像劇として演出されている[4]。また、作中では度々視聴者が無意識的に引っかかりや違和感を覚える演出が用意されており、視聴後に漫画や原作小説を読みたくなるように仕掛けられている[16][17]。
音楽
[編集]本作の劇伴は、桶狭間ありさ、Kevin Penkin、神前暁の3名が担当した。通常のアニメ制作での劇伴を担当する音楽家は1人だが、本作のバラエティに富んだ様々な側面を表現するため、複数の作曲家を起用することとなった[18]。この3名を起用した理由について、長沼は以下のように語っている。
桶狭間(ありさ)さんは若く、ある意味キャッチーな音を作るのがとてもうまい方で、ケビン(ペンキン)さんは、日本にはない大陸的な音を作ることに長けている方。そして、神前(暁)さんはとても優秀な劇伴作家さん。このお三方の音が、どれも必要だと考えました。 — 出典:[15]
作品としての一貫性を保つため、まずは窓口に神崎が立ち、神崎が他の二人に振り分け、楽曲制作が行われた[18]。
キャスティング・演技
[編集]本作のキャストは猫猫役を務めた悠木碧を除き、すべて一新された[19]。悠木はすでに構築されたドラマCDの世界観を踏襲するため起用されたが、ドラマCDとは表現方法も物語の焦点も異なるため、悠木には新たなアプローチが求められた[19]。悠木は本作の猫猫を演じるにあたり、「画が可愛いので、私も少し甘さを抜いていくなどバランスを取っています」と語っている[20]。長沼は悠木の演技を「悠木さんは物語に対しての理解力、適応力がとても高いんです。〔中略〕アニメならアニメの、新しいアプローチの仕方にきちんと合わせてくれる。ディレクションに対してのレスポンスのよさは、群を抜いているなと感じます。」と評している[14]。
猫猫以外のキャラクターはすべてオーディションでキャスティングされた[14]。キャスティングでは芝居が出来ることを前提に、その俳優の背景がキャラクターにあっているのかも判断基準となった[14]。いくつかのキャラクターはオーディションで絞り込められた数名の中から、長沼や音響監督のはたしょう二をはじめとした数名のスタッフが話し合って決められた[19]。長沼は全体のバランスを非常に気にしており、特に後宮の妃たちは、煌びやかでありながらも似た声にならないように色分けすることが重要視された[19]。
壬氏を演じた大塚剛央は第1話の収録時に長沼とはたから「どんな壬氏を作っていきたいのか」と聞かれ、自身の持つ壬氏のイメージを伝え、大まかな方向性を決めたという[21]。壬氏を演じるにあたり、大塚は壬氏の素の部分をどう見せていくかを重視した[21]。また、壬氏が誰を相手にしているかを意識し、高順、仕事相手や上級妃の侍女、そして猫猫にはそれぞれ異なるアプローチで演じた[22]。悠木はテレビアニメの猫猫を演じるにあたって感じていた不安が、大塚の演じる壬氏の声を聴いて払拭されたと語っており、大塚が本作における大黒柱だと評している[23]。
主題歌
[編集]- 第1期
挿入歌
[編集]- 第1期
評価
[編集]ランキング・アワード
[編集]「読者が選ぶアニメキャラ大賞2023」において、猫猫が「新人賞」で6位を獲得している[32]。また、「TVerアワード2023」では特別賞を獲得した[33]。「第46回アニメグランプリ」において、グランプリ部門で5位、キャラクター部門で猫猫が5位、アニメソング部門で「花になって」が14位をそれぞれ獲得している[34]。
批評
[編集]フリーライター・のざわよしのりはリアルサウンドに掲載した本作のレビュー記事にて、2023年2月に公開されたプロジェクトPVについて語っており、PVの冒頭で猫猫のキャラクターを視聴者に印象付ける長沼範裕の演出力や、猫猫の愛らしさから上級妃の気品までを描き分ける中谷友紀子のキャラクターデザインを評価している。また本編については「中国そっくりの舞台周りの美術も、異世界ファンタジーアニメが溢れている深夜枠の中では非常に新鮮に映る。」と語っている[35]。
『線上に架ける橋』などの著作があるフリーライター・CDBは文春オンラインに寄せた悠木碧の演技を評する記事にて、本作での悠木の演技を「高すぎず低すぎず、少年と少女の中間のように中性的でありながら、猫のように自由でしなやかな声は、緊張を解きほぐし、心にたまった毒をデトックスするような不思議な響きがある。」と語っている[36]。
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 | |||||||||||||||||
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第1期 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | 猫猫 | 柿原優子 | 長沼範裕 | 筆坂明規 | 中谷友紀子 | 2023年 10月22日 |
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第2話 | 無愛想な薬師 | 千葉美鈴 | 藤田健太郎 |
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第3話 | 幽霊騒動 | 小川ひとみ | 山本恭平 |
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第4話 | 恫喝 | 柿原優子 | ちな | もああん | 中谷友紀子 | 10月29日 | ||||||||||||||||||
第5話 | 暗躍 | 千葉美鈴 | 筆坂明規 | 志賀岳 | 渡辺奈月 |
| 11月5日 | |||||||||||||||||
第6話 | 園遊会 | 小川ひとみ | 中川航 |
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| 11月12日 | ||||||||||||||||||
第7話 | 里帰り | 柿原優子 | 長沼範裕 | 大久保唯男 |
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| 11月19日 | |||||||||||||||||
第8話 | 麦稈 | 綾奈ゆにこ | 藤田健太郎 |
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| 11月26日 | ||||||||||||||||||
第9話 | 自殺か他殺か | 千葉美鈴 | 長沼範裕 | 是本晶 |
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| 12月3日 | |||||||||||||||||
第10話 | 蜂蜜 | 小川ひとみ | 野村和也 | 川畑えるきん |
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| 12月10日 | |||||||||||||||||
第11話 | 二つを一つに | 柿原優子 | 長沼範裕 | 朝木幸彦 |
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| 12月17日 | |||||||||||||||||
第12話 | 宦官と妓女 | 千葉美鈴 | 横野光代 |
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| 12月24日 | ||||||||||||||||||
第13話 | 外廷勤務 | 綾奈ゆにこ | 中川航 |
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| 2024年 1月7日 |
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第14話 | 新しい淑妃 | 小川ひとみ | 長沼範裕 |
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| 1月14日 | |||||||||||||||||
第15話 | 鱠 | 柿原優子 | 藤田健太郎 |
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| 1月21日 | ||||||||||||||||||
第16話 | 鉛 | 千葉美鈴 | 外山草 |
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| 1月28日 | ||||||||||||||||||
第17話 | 街歩き | 綾奈ゆにこ | 角松倶楽部 |
| 2月4日 | |||||||||||||||||||
第18話 | 羅漢 | 小川ひとみ |
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| 2月11日 | |||||||||||||||||
第19話 | 偶然か必然か | 柿原優子 | 中川航 |
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| 2月18日 | ||||||||||||||||||
第20話 | 曼荼羅華 | 千葉美鈴 | 長沼範裕 | 是本晶 |
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| 2月25日 | |||||||||||||||||
第21話 | 身請け作戦 | 綾奈ゆにこ | 佐藤雅子 | 伊部勇志 |
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| 3月3日 | |||||||||||||||||
第22話 | 青い薔薇 | 小川ひとみ | 川畑えるきん |
| 3月10日 | |||||||||||||||||||
第23話 | 鳳仙花と片喰 | 千葉美鈴 | 野村和也 | 大和田淳 |
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| 3月17日 | |||||||||||||||||
第24話 | 壬氏と猫猫 | 柿原優子 | 長沼範裕 | 中川航 |
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| 3月24日 |
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域・備考 [38] |
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2023年10月22日 - 2024年3月24日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | 日本テレビ | 関東広域圏 / 製作参加 / 字幕放送 |
青森放送 | 青森県 / 字幕放送 | ||
テレビ岩手 | 岩手県 / 字幕放送 | ||
山形放送 | 山形県 / 字幕放送 | ||
日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | 広島テレビ | 広島県 | |
日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | テレビ宮崎 | 宮崎県 / 字幕放送 | |
日曜 1:55 - 2:25(土曜深夜) | 静岡第一テレビ | 静岡県 | |
日曜 2:07 - 2:37(土曜深夜) | 四国放送 | 徳島県 / 字幕放送 | |
日曜 2:25 - 2:55(土曜深夜) | 中京テレビ | 中京広域圏 | |
2023年10月23日 - 2024年3月25日 | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | 西日本放送 | 香川県・岡山県 |
テレビ大分 | 大分県 / 字幕放送 | ||
2023年10月24日 - 2024年3月26日 | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | 福岡放送 | 福岡県 |
2023年10月25日 - 2024年3月27日 | 水曜 2:00 - 2:30(火曜深夜) | 日本海テレビ | 鳥取県・島根県 / 字幕放送 |
2023年10月26日 - 2024年3月28日 | 木曜 1:24 - 1:54(水曜深夜) | 高知放送 | 高知県 |
木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | 鹿児島読売テレビ | 鹿児島県 / 字幕放送 | |
木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) | 札幌テレビ | 北海道 | |
2023年10月27日 - 2024年3月29日 | 金曜 0:59 - 1:29(木曜深夜) | 熊本県民テレビ | 熊本県 / 字幕放送 |
金曜 1:24 - 1:54(木曜深夜) | 秋田放送 | 秋田県 / 字幕放送 | |
金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | テレビ金沢 | 石川県 / 字幕放送 | |
金曜 1:44 - 2:14(木曜深夜) | テレビ新潟 | 新潟県 / 字幕放送 | |
テレビ信州 | 長野県 / 字幕放送 | ||
金曜 1:54 - 2:24(木曜深夜) | 山口放送 | 山口県 / 字幕放送 | |
2023年10月28日 - 2024年3月30日 | 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) | 福井放送 | 福井県 / 字幕放送 |
土曜 0:59 - 1:29(金曜深夜) | 読売テレビ | 近畿広域圏 / 『金曜日はシンデレラ』枠 |
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土曜 1:56 - 2:26(金曜深夜) | 福島中央テレビ | 福島県 / 字幕放送 | |
土曜 1:59 - 2:29(金曜深夜) | ミヤギテレビ | 宮城県 | |
2023年10月28日 2023年11月1日 - 2024年3月27日 |
土曜 2:54 - 4:24(金曜深夜) 水曜 1:29 - 1:59(火曜深夜) |
長崎国際テレビ | 長崎県 / 字幕放送 |
2023年10月29日 - 2024年4月7日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 / BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠[39] |
2023年10月29日 2023年11月2日 - 2024年3月28日 |
日曜 1:10 - 2:40(土曜深夜) 木曜 1:59 - 2:29(水曜深夜) |
北日本放送 | 富山県 / 字幕放送 |
2023年10月29日 - 2024年3月31日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | 山梨放送 | 山梨県 / 字幕放送 |
2023年10月29日 - 2024年3月24日 | 南海放送 | 愛媛県 / 字幕放送 | |
2023年10月30日 - 2024年4月1日 | 月曜 23:30 - 火曜 0:00 | AT-X | 日本全域 / CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
2023年11月4日 - 2024年4月20日 | 土曜 21:30 - 22:00 | アニマックス | 日本全域 / BS/CS放送 |
初回は放送局により第1話のみを放送したところと、第1話と第2話、または第1話から第3話までを連続放送したところがある。 なお、第1話のみおよび第1話と第2話まで放送の局も、年末に集中放送を行うなどして週遅れ分を解消している。 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
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2023年10月22日 | 日曜 1:40(土曜深夜)以降順次更新 [注 2] |
| 見放題配信 |
最新話限定無料配信 | |||
| レンタル配信 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [38] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2025年1月10日 - | 金曜 23:00 - 23:30 | 日本テレビ(製作参加) ほか系列全30局[注 3] | 日本国内[注 4] | 『FRIDAY ANIME NIGHT』枠 |
BD
[編集]巻 | 発売日[41] | 収録話 | 規格品番 | |
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第1期 | ||||
1 | 2024年1月24日 | 第1話 - 第6話 | TBR34027D | |
2 | 2024年3月20日 | 第7話 - 第12話 | TBR34028D | |
3 | 2024年5月22日 | 第13話 - 第18話 | TBR34029D | |
4 | 2024年7月17日 | 第19話 - 第24話 | TBR34030D |
ミニアニメ
[編集]ミニアニメ『猫猫のひとりごと』(マオマオのひとりごと)が、2023年10月23日から2024年3月25日まで、TOHO animationの公式YouTubeチャンネル、アニメ公式TikTokにて配信された[27]。毎週月曜12時に更新[27]。
話数 | サブタイトル | 配信日 |
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第1話 | おしろい | 2023年 10月23日 |
第2話 | 巧克力 | |
第3話 | 芙蓉 | |
第4話 | 蒸気風呂 | 10月30日 |
第5話 | 生姜と蜜柑の飴 | 11月6日 |
第6話 | 食べられないもの | 11月13日 |
第7話 | 眠気覚まし??? | 11月20日 |
第8話 | 炭 | 11月27日 |
第9話 | 南天 | 12月4日 |
第10話 | 鳥兜の花と蜜 | 12月11日 |
第11話 | 蓮華躑躅 | 12月18日 |
第12話 | 冬虫夏草 | 12月25日 |
第13話 | フェロモン | 2024年 1月8日 |
第14話 | 小麦粉 | 1月15日 |
第15話 | 海藻 | 1月22日 |
第16話 | 鉛 | 1月29日 |
第17話 | 妄想 | 2月5日 |
第18話 | 薬草 | 2月12日 |
第19話 | 牛黄 | 2月19日 |
第20話 | 芋 | 2月26日 |
第21話 | 梅 | 3月4日 |
第22話 | 青薔薇 | 3月11日 |
第23話 | 鳳仙花と片喰 | 3月18日 |
第24話 | 噂話 | 3月25日 |
コラボレーション
[編集]- 厚生労働省
- 2024年2月1日より、電子処方箋の普及を図るために、コラボポスターが作成され[42]、医療機関や薬局のほか、公共交通機関の広告に掲示された[43][44]。雑誌『厚生労働』2月号にも作品が取り上げられ、猫猫が表紙になった[45][46][47]。
- くすりの窓口
- 2024年2月1日より、同社が運営する電子お薬手帳スマホアプリ「EPARKお薬手帳」にて本作品とタイアップした同アプリオリジナルの着せ替えデザイン全3種を順次公開する[48]。
- ミニストップ
- 2024年2月7日より、オリジナルグッズが当たるキャンペーンが実施された[49]。
- アサヒ飲料
- 2024年3月12日より、イオンで購入した場合クリアファイルが当たるキャンペーンが実施された[50]。
- マリオンクレープ
- 2024年3月15日より、コラボクレープなどの販売が実施された[51]。
- Simeji
- 2024年5月24日より、コラボ診断や限定きせかえの配布が実施されている[52]。
- GiGO
- 2024年6月3日より、GiGOグループの一部店舗でノベルティ付きコラボたい焼きやドリンクが販売[53]。
- 愛知県薬剤師会
- 2024年10月17日から23日の「薬と健康の週間」に合わせたコラボポスターを掲出[54][リンク切れ][55][56]。
- リアル脱出ゲーム
- 2024年11月1日より、SCRAPのリアル脱出ゲームとのコラボで『リアル脱出ゲーム×薬屋のひとりごと『横浜謎解き街歩き』』が横浜中華街周辺を開催地として催されている。本イベントはSCRAPの提供している既存の『横浜謎解き街歩き』の謎とすべて同じ内容だが、TVアニメ『薬屋のひとりごと』とコラボしたオリジナルストーリーになっている[57]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “アニメ「薬屋のひとりごと」10月21日の初回は3話一挙放送、最新ビジュアルも公開に”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年8月25日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ “アニメ『薬屋のひとりごと』はいつから?毎週土曜24:55より放送中!”. ABEMA TIMES. AbemaTV (2023年11月26日). 2023年11月30日閲覧。
- ^ "Staff&Cast". 『薬屋のひとりごと』公式サイト. 2023年12月11日閲覧。
- ^ a b c d 長沼範裕(インタビュー)「『薬屋のひとりごと』オフィシャルインタビュー 監督・シリーズ構成 長沼範裕 インタビュー≪前編≫」『『薬屋のひとりごと』公式サイト』、2023年12月28日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b “アニメ「薬屋のひとりごと」第2期が2025年放送決定!ティザーPVやビジュアル公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月24日). 2024年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “「薬屋のひとりごと」第2期は来年1月から連続2クールで、ティザーPV公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月22日). 2024年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j アニメージュ2023/04 (2023), p. 135.
- ^ アニメージュ2024/02 (2024), p. 18.
- ^ a b c d e f g “「薬屋のひとりごと」TVアニメ化決定!悠木碧演じる猫猫の声収めたPVも公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年2月16日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ “アニメ『薬屋のひとりごと』10月より放送開始。壬氏(じんし)の声優は大塚剛央”. 電撃オンライン. KADOKAWA Game Linkage (2023年7月7日). 2024年6月27日閲覧。
- ^ 野澤佳悟 (2023年8月25日). “アニメ「薬屋のひとりごと」初回は3話一挙放送。10月21日25時5分から”. AV Watch. Impress. 2024年6月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u “薬屋のひとりごと”. allcinema. 2024年1月13日閲覧。
- ^ a b c d 菱山光輝(インタビュアー:岡本大介)「「薬屋のひとりごと」猫猫や壬氏が、多くの視聴者に愛された理由とは…プロデューサーが語る制作秘話」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、2024年3月29日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b c d 長沼範裕(インタビュアー:高野麻衣)「長沼範裕監督に聞いた『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで①」『Febri』、一迅社、2023年10月25日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b 長沼範裕(インタビュアー:高野麻衣)「長沼範裕監督に聞いた『薬屋のひとりごと』が出来上がるまで②」『Febri』、一迅社、2023年10月26日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b 長沼範裕『アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー』(インタビュアー:MoA)、アニメイト、2024年2月17日、1頁 。2024年6月27日閲覧。
- ^ 長沼範裕『アニメ『薬屋のひとりごと』は無意識を刺激する計算された一作/長沼範裕監督インタビュー』(インタビュアー:MoA)、アニメイト、2024年2月17日、3頁 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b アニメージュ2024/04 (2024), p. 48.
- ^ a b c d アニメージュ2024/04 (2024), p. 49.
- ^ 悠木碧『悠木碧:アニメ「薬屋のひとりごと」 猫のような猫猫を演じるリズム 「立てどころ」を意識』(インタビュー)、MANTAN、2023年10月21日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ a b 大塚剛央『『薬屋のひとりごと』徐々に素を見せる壬氏の役作りを大塚剛央が明かす』(インタビュアー:MoA)、アニメイト、2024年1月27日 。2024年6月27日閲覧。
- ^ 大塚剛央(インタビュー)「<薬屋のひとりごと>美形の宦官・壬氏役の大塚剛央インタビュー、壬氏の印象に「思ったよりも“素”の部分をはっきり見せていいんだ」」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、2頁、2024年1月13日 。2024年6月27日閲覧。
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- ^ 中部経済新聞 2024年10月19日付 名古屋版 第3面
- ^ “かかりつけ薬剤師と薬局 「ナナちゃん」が普及啓発 愛知県薬剤師会”. 中部経済新聞. 2024年10月23日閲覧。
- ^ “TVアニメ『薬屋のひとりごと』のリアル脱出ゲームが横浜で開催! リアル脱出ゲーム×薬屋のひとりごと『横浜謎解き街歩き』11月1日(金)よりスタート! 猫猫と壬氏とともに、横浜を巡る旅へ”. NEWS CAST (2024年10月17日). 2024年11月4日閲覧。
参考文献
[編集]- 『アニメージュ 2023年4月号』徳間書店、2023年4月10日、135頁。ASIN B0BW4P5LJT。
- 『アニメージュ 2024年4月号』徳間書店、2024年3月8日。ASIN B00IK1ZRRM。
- 『アニメージュ 2024年8月号』徳間書店、2024年7月10日。ASIN B0D1JM7265。
- 『アニメディア 2024年2月号』Gakken、2024年1月10日。ASIN B0CQKJ5LTS。
外部リンク
[編集]- TVアニメ『薬屋のひとりごと』公式サイト
- TVアニメ『薬屋のひとりごと』公式 (@kusuriya_PR) - X(旧Twitter)
日本テレビ 日曜 0:55- 1:25(土曜深夜) | ||
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(2023年10月22日 - 2024年3月24日) |
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(2024年4月7日 - 9月29日) |
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薬屋のひとりごと(第2期)
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