猫又駅
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猫又駅 | |
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列車内から撮影した駅構内 | |
ねこまた Nekomata | |
◄出平 (2.7 km) (2.5 km) 鐘釣► | |
所在地 | 富山県黒部市宇奈月町舟見明日音澤 |
所属事業者 | 黒部峡谷鉄道 |
所属路線 | ■黒部峡谷鉄道本線 |
キロ程 | 11.8 km(宇奈月起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1953年11月16日 |
備考 | 作業員専用駅 |
猫又駅(ねこまたえき)は、富山県黒部市宇奈月町舟見明日音澤にある、黒部峡谷鉄道本線の駅。全国で唯一、駅名に『猫』の文字が入っている駅でもある[1]。
関西電力専用駅のため、一般客の利用はできない。また、区間運行で当駅折り返しとなる列車であっても一般客は下車できず、同じ列車でそのまま折り返す形になる。なお、2024年1月1日発生の能登半島地震により当駅より先の鐘釣橋の破損により当駅折り返しのみの運転となっているため、同年10月5日から鐘釣橋の復旧まではトイレ休憩としてホームへの乗降が可能となる予定(同時にホーム付近に高さ3.6 mの展望台および、ネコとネズミのパネルを取り付けたフォトスポットが整備される)[2][3]。
歴史
[編集]- 1953年(昭和28年)11月16日 - 関西電力が地方鉄道としての免許を取得して開業。
- 1971年(昭和46年)
- 2024年(令和6年)
- 10月5日 - ホーム延伸工事が完了し、旅客列車でのホームへの乗降が可能となる予定。
駅構造
[編集]標高358メートルの位置にある。関西電力黒部川第二発電所(通称:猫又発電所)の業務目的で造られた駅で、工事関係者や発電所所員達の宿舎がある。駅からは黒部川第二発電所並びに新黒部川第二発電所への引き込み線がのびている。駅構内には、5本の側線や駅舎がある。旅客列車は行き違いが主な利用である。2014年9月17日現在は、第二発電所の発電機移転のための地盤基礎改良工事を行っているため、約50名の作業員が寝泊まりしている。
ホームの長さは65mである[3]。なお、2024年10月5日以降は100mのホームが新たに設置される[3]。
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駅構内から見られる黒部川第二発電所
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猫又駅と黒部川第二発電所を結ぶ目黒橋、駅からの引き込み線が発電所まで通っている
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 全国に6つも!? 「ネコ」が含まれる駅どこにある? ひとつは今行けません 猫の日キャンペーンも(乗りものニュース、2023年2月22日更新、2024年3月27日閲覧)
- ^ “猫又駅での乗降開始について”. 黒部峡谷鉄道. 2024年8月19日閲覧。
- ^ a b c 『北日本新聞』2024年10月4日付1面『黒部峡谷鉄道 猫又駅に新ホーム あすから乗降可能 臨時終点で自然満喫』より。
- ^ “黒部峡谷鉄道、創立50周年 - ヘッドマーク掲出、記念乗車券も発売”. マイナビニュース (2021年4月15日). 2021年10月22日閲覧。
- ^ “「同い年」の2人 一日駅長 黒部峡谷鉄道 創立50年記念”. 北陸中日新聞Web. (2021年5月5日). オリジナルの2021年5月6日時点におけるアーカイブ。 2021年10月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 6号北信越』 新潮社 2008年10月18日 p.39