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猪又康夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

猪又康夫(いのまた やすお)は、岩手県釜石市出身の造園技師。 東京農業大学農学部造園学科卒(第5期、1961年〈昭和36年〉卒)。 アルゼンチン共和国ベレン・デ・エスコバール市スペイン語版在住。

1966年(昭和41年)にアルゼンチンに移住し、それ以来40年以上にわたり造園技師として現地で活動。特にパレルモブエノスアイレス日本庭園設計や高速道路パナメリカーナと環状線道路ヘネラル・パス通り拡張工事に伴う巨木移植などで知られる[1][2]。 エスコバール市で毎年9月から10月に行われる「全国花祭り Fiesta Nacional de la Flor」にも造園技師として装飾花壇設置に参加している。 元アルゼンチン岩手県人会会長。

2009年(平成21年)12月、東京農大卒業生を表彰する第10回「東京農大経営者大賞」(東京農大経営者フォーラム2009)で、「革新的なものづくりの技術、技能の創造を顕彰する趣旨」から同年新設された経営者技能賞を受賞。[3]

2014年(平成26年)外務大臣表彰受賞。[4][5]

脚注

[編集]
  1. ^ アルゼンチン日本人移民史編纂委員会・社団法人 在亜日系団体連合会編『アルゼンチン日本人移民史 第二巻戦後編』、2006年[要ページ番号]
  2. ^ アルゼンチン岩手県人会 猪又康夫造園技師に「経営者技能賞」授与”. 岩手県. 2015年2月6日閲覧。
  3. ^ 『新実学ジャーナル』2010.1.2, p.12” (PDF). 東京農業大学. 2015年2月6日閲覧。
  4. ^ 平成26年度外務大臣賞表彰”. 外務省 (2014年7月24日). 2015年2月6日閲覧。
  5. ^ 平成26年度外務大臣表彰受賞者一覧(個人)』(PDF)(プレスリリース)外務省、2014年7月24日https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000047989.pdf2015年2月6日閲覧