猪原良右衛門
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猪原 良右衛門[1][2](いはら りょうえもん、1894年(明治27年)5月2日[3] - 没年不明)は、日本の醸造家。
人物
[編集]広島県山県郡加計町(現・安芸太田町)出身[1]。先代良右衛門の息子[3]。1915年7月、大阪高等工業学校醸造科卒業[4]。1920年[3]、東京薬学専門学校卒業[1]。1年志願兵として入営、除隊後家業を継ぐ[1]。
加計町商工会長、広島県火薬商組合長[3]、広島県薬種商組合長、広島県地方森林会議員、広島県山林会長、所得税調査委員、山県郡連合軍人分会長、加計町軍人分会長、大日本消防協会代議員、加計郵便局長などをつとめる[2]。農業及び林業の発展に多大の力を尽くす[2]。
戦後、公職追放となる[5]。宗教は真宗[3]。趣味は読書[3]。住所は広島県山県郡加計町古市[3]。
家族
[編集]- 猪原家
猪原家は代々醤油醸造業を営み、また薬種商をも兼営する[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 『広島県紳士録 昭和8年版』164頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月7日閲覧。
- ^ a b c d 『自治産業発達誌』861 - 862頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』広島4頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月7日閲覧。
- ^ 『大阪高等工業学校卒業生等名簿 昭和2年度調』第一 卒業生等氏名(醸造科)名56頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月7日閲覧。
- ^ 『公職追放に関する覚書該当者名簿』一般該当者名簿143頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 大阪高等工業学校編『大阪高等工業学校卒業生等名簿 昭和2年度調』大阪高等工業学校、1927年。
- 『広島県紳士録 昭和8年版』西日本興信所、1933年。
- 『自治産業発達誌』国際通信社、1940年。
- 『大衆人事録 第13版 中国・四国・九州篇』帝国秘密探偵社、1940年。
- 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年。