狩野美智子
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狩野 美智子(かのう みちこ、1929年(昭和4年) - )は、日本のスペイン研究家、文筆家、翻訳家。
来歴
[編集]東京浅草生まれ。東京で空襲を度々経験し、長崎での学徒動員中に工場で被爆。
1956年慶應義塾大学文学部西洋史学科卒業。都内の定時制高校などで28年間教えた。1983年退職。 その後は文筆家、翻訳家。
著書
[編集]- 『沖縄を学ぶ わたしたちの基礎講座レポート』(吾妻書房) 1979
- 『バスク物語 地図にない国の人びと』(彩流社) 1992
- 『バスクとスペイン内戦』(彩流社) 2003
- 『野上弥生子とその時代』(ゆまに書房) 2009
- 『家族の歴史』(恵雅堂出版 (制作)) 2011
- 『長崎の被爆者から見た3・11後 : 83歳の思うこと』(彩流社) 2013
共著
[編集]- 『広島・長崎から 戦後民主主義を生きる 往復書簡』(関千枝子共著、彩流社) 2012
翻訳
[編集]- 『バスク大統領亡命記 ゲルニカからニューヨークへ』(ホセ・アントニオ・デ・アギーレ、三省堂) 1989
- 『もう一つのゲルニカの木』(ルイス・デ・カストレサナ、平凡社) 1991
- 『ナバラ王国の歴史 山の民バスク民族の国』(レイチェル・バード、彩流社) 1995