ノート:JR西日本681系電車
画像要求
そういえばこのぺーじまったく貫通車の画像がありません。もしある人はアップロードしてほしいです。--L,t,d,express 2007年12月22日 (土) 23:44 (UTC)
T編成からW編成への追加改造
はくたか増発とサンダーバードの一部が683系4000番台置き換えに関連してT編成からW編成への追加改造って行われたんでしょうか?
ちなみにJR電車編成表2009夏(交通新聞社)P132には『T17編成は, 21. 3.27KZにて「はくたか」転用改造を実施』と書いてあります。
--61.89.8.25 2009年7月7日 (火) 12:55 (UTC)
683系4000番台登場前の、金沢車「サンダーバード」編成、京都車の旧「雷鳥」編成はそれぞれ前者が基本6両で11編成、付属3両が12編成あり後者は10編成と、金沢車の方が京都車と比べ6両編成1本、3両編成2本が多い計算になります(9両編成としては1編成分多いことに)。「雷鳥」編成より多い分については、旧T06編成と思われる6両1編成と、旧T17編成と思われる681系3両1編成を「はくたか」の増発用に転用し、T11編成と思われる残り1編成については、683系4000番台編成の増結用(閑散期は団体用途など)編成として予備編成的な用途に転用されたと思われます。--218.219.167.125 2012年8月10日 (金) 06:54 (UTC)
設計最高速度について
以前に私の見た資料では160km/hとなっていたと思うのですが、この170km/hという数字は何らかのデータに基づくものなのでしょうか? 2010年9月14日(火)20:32
鉄道ファン2001年5月号p.58の『新車ガイド683系特急形交直流電車』によりますと、『平成4年に681系の試作車編成が登場した。この車両は485系の置換車両であるが、線区の特性を活かして設計最高速度を160km/hとしたことが大きな特徴であった。 』とのことです。681系の記事ではありませんが、記事の著者は西日本旅客鉄道(株)車両部在来線新製改良の田中章氏ですので、信頼性の高い情報だと思います。--Tok.k5(会話) 2013年4月7日 (日) 13:14 (UTC)
スーパー特急説の検証
本系列が160km/h対応で設計された理由について、本文には2015年1月17日現在で以下のように記述されています。
投入当時、北陸新幹線は一部区間(糸魚川駅 - 魚津駅間、石動駅 - 金沢駅間)をスーパー特急方式として着工しており、本系列は将来的にこの新線で高速で走行することを目的に、最高速度は160km/hで設計された。その後同区間も含め全線フル規格に変更したが、ほくほく線での160km/h運転にこの設計は生かされている。
裏付けなど無くても鉄道にお詳しい諸氏なら当時の背景から何となく納得してしまうような内容ですが、だからこそ、仮に「スーパー特急説」と名付けますが、これはきちんと裏付けのあるものなのか疑問を覚えました。本文の参考文献にある鉄道ファンの記事においてもスーパー特急に関する記述は見当たりません。 代わりに記載されているのは「湖西線・北陸本線における160km/h運転のため」という内容です。これを仮に「湖西線・北陸本線説」と名付けます。担当の方によって異なるのかと思い、以下8件のJR西日本社員によって執筆された本系列に関する新車ガイド記事を調査してみました。
- 薗浦好隆「JR西日本681系交直流電車(量産車)の概要--スーパー雷鳥サンダバード」『R&M : Rolling stock & machinery』1995年9月号、日本鉄道車両機械技術協会、p.18 - 21
- 杁江利光;辻本直弘「JR西日本681系特急形交直流電車」『車両技術』1995年10月号、日本鉄道車輌工業会、p.33 - 45
- 唐津武司「西日本旅客鉄道 681系特急形交直流電車」『運転協会誌』1993年1月号、日本鉄道運転協会、p.24 - 26
- 松岡重康「新型車両プロフィールガイド JR西日本のハイスピード特急681系交直流電車」『鉄道ジャーナル』1992年10月号、鉄道ジャーナル社、p.100 - 107
- 増田富士雄「話題の新車 JR西日本681系特急形電車」『運輸界』1992年10月号、中央書院、p.12 - 17
- 香本芳正;増田富士男「JR西日本681系特急形交直流電車」『車両技術』1992年10月号、日本鉄道車輌工業会、p.14 - 15
- 増田富士雄「681系特急形交直流電車」『車両と電気』1992年12月号、車両電気協会、p.25 - 29
- 大森正樹「JR西日本681系特急電車」『鉄道ピクトリアル』1992年10月号、鉄道図書刊行会、p.51 - 61
スーパー特急説を裏付けるものはただの1件もありませんでした。スーパー特急の「ス」の字も見当たりません。
R&M1995-9と車両技術1995-10の2件では単に将来のスピードアップとしています。
しかし残り6件はいずれも湖西線・北陸本線説を裏付けるものでした。ここで「北陸本線」については当時建設中であったスーパー特急区間のことではないかと思われる方もいるでしょうが、運輸界1992-10、車両技術1992-10、車両と電気1992-12、鉄道ピクトリアル1992-10の4件では「湖西線高架・北陸トンネル」と具体的区間も記載されています。なおR&M1995-9にて薗浦氏は線区に触れていませんが、本文参考文献の鉄道ファン1995-7においては湖西線・北陸本線と記述しています。
新車ガイド以外に、JR西日本担当者によるこのような文献もあります。
- 舘宏一「各社報告 在来線681系160km/h試験」『日本鉄道施設協会誌』1993年9月号、日本鉄道施設協会、p.26 - 27
「JR西日本では、在来線・都市間輸送の重要な路線である湖西・北陸ルートで、最高速度Vmax=160km/hの営業運転を目指した新型車両「681系特急形交直流電車」を平成4年7月に落成させた」 - 常石喜計「681系電車の高速化について」『JREA』1999年5月号、日本鉄道技術協会、p.26156(38) - 26158(39)
「160km/h化については、踏切が介在しない高架と盛土区間である湖西線と北陸トンネル(北陸線)を対象にしている」
特に後者は1998年度までに実施されてきた速度向上試験を終えてのものです。もはや683系登場直前ですが、この段階でも681系による湖西線と北陸トンネルにおける160km/h化の計画が実在していたことが分かります。勿論スーパー特急についてはまったく言及されていません。
JR西日本以外の当事者による以下2つの文献でもこのように書かれています。
- 佐藤昭(北越急行(株)業務部運輸課)「北越急行681系特急形交直流電車」『車両技術』1997年2月号、日本鉄道車輌工業会、p.33 - 45
「JR西日本の681系は湖西線、北陸トンネルなど高速走行可能な区間を有しているため最高速度が160km/hとなっている。北越急行(株)の681系電車も同じく最高速度が160km/hである」 - 日本鉄道建設公団高速化研究会『三セク新線高速化の軌跡』 交通新聞社
「同車両は将来、湖西線や北陸本線において160km/hでの営業運転に対応できるような設備と性能を具備し」p.207
ここでも湖西線・北陸本線説が裏付けられ、スーパー特急説を裏付けるものではありませんでした。北越急行での160km/h運転を理由に掲げているものすらありません。
スーパー特急は地方自治体とも深い関わりがありますので、石川県、富山県の県議会議事録も調べてみました。
石川県は基本的にフル規格開業を前提としており、スーパー特急の車両について言及した会議はありませんでした。
富山県は少々違いまして、1996年9月18日定例会、一般質問において興味深いやり取りが見られます。
大上紀美雄議員の「北陸線のスーパー特急は、実際はどの程度のスピードが出せるのか」という質問に対する県企画部長橋本清氏の回答です。
「次に、北陸線のスーパー特急は実際どの程度のスピードが出されるのかという御質問にお答えいたします。議員ただいま御指摘がございましたが、「サンダーバード」型の設計最高速度は時速160キロとなっておりますが、現在、在来線上を走行する場合の最高速度は時速130キロでございます。しかしながら、現在建設中の魚津-糸魚川間及び石動-金沢間が完成し、その新線上を新型の車両によるスーパー特急が走行する場合の最高速度につきましては、JRの車両開発やダイヤ編成にもよりますけれども、現時点では時速160キロ程度の走行が可能になるものと考えているところでございます。」
富山県としては「サンダーバード」型すなわち681系ではなく、別の新型車両を想定していたことが分かります。すなわちスーパー特急説の否定です。
長くなりましたが、ひとまず私による検証結果は以上です。ここまで調べても一次資料は全て湖西線・北陸本線説を裏付けており、スーパー特急説を裏付ける文献が一切出てこないばかりか、富山県議会のやり取りはスーパー特急説を否定するものでもあり、スーパー特急説については虚偽である疑いも持たざるを得ません。
ひとまず本文には「要出典」と付けさせて頂きましたが、2015年2月いっぱいをもってしてもJR西日本による一次資料など信頼できる文献が現れない場合、本文も湖西線・北陸本線説に改めたいと思います。--Tok.k5(会話) 2015年1月17日 (土) 13:52 (UTC)
文献追加&一部修正しました--Tok.k5(会話) 2015年1月23日 (金) 06:28 (UTC)
- 予告通りスーパー特急説は改めました。湖西線・北陸本線説にスーパー特急説を併記する際は、必ず出典の提示をお願い致します。--Tok.k5(会話) 2015年3月13日 (金) 06:29 (UTC)
半保護編集依頼 20230118
半保護された記事「JR西日本681系電車」に編集依頼が出されています。 (編集 · 履歴 · 最新版 · リンク元 · 保護記録)
このテンプレートの後には、依頼する編集内容を具体的に提示してください。テキストを置き換える場合は「○○を××に変更してください」のように、除去するテキストと新たに挿入するテキストの両方を示す形で依頼を出してください。
自動承認された利用者であれば誰でも依頼のあった編集を行うことができます。 |
JR西日本681系電車 誤字と思われる内容の修正 目次:番台区分・走行装置(量産車) 内容:高速信号現示(GG信号)→高速進行現示(GG信号)--こんごう173(会話) 2023年1月18日 (水) 08:17 (UTC)
- 目次は走行装置(量産車)ではなく「はくたか」向け設備です--こんごう173(会話) 2023年1月18日 (水) 08:26 (UTC)
- 報告 - 見出し修正--春春眠眠 🗨️会話 2023年1月19日 (木) 06:17 (UTC)