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大岡英介

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大岡 英介
ファイル:Eisuke oooka.png
基本情報
生誕 (1969-08-01) 1969年8月1日(55歳)
出身地 日本の旗 日本 三重県津市
ジャンル
職業 音楽家映像作家
担当楽器 弦楽器民族楽器各種
活動期間 1986年 -
事務所 Oversoul Sound Studio
公式サイト eisukeoooka.tumblr.com

大岡 英介 - Eisuke oooka(おおおか えいすけ、1969年(昭和44年)8月1日)は、三重県津市一身田町出身の日本音楽家映像作家療術/気功講師。大岡療術院、Oversoul Sound Studio 代表、Apple Digital Masters 認定エンジニア、亀山トリエンナーレエンジニア担当、アートフォーラム三重実行員[1]

人物・来歴

教員家族の学習塾の家に次男として生まれる。伯父や叔母の残した映画音楽の古いレコードに影響されラジオから流れる音楽をカセットに録音する趣味に浸りながら世界の音が聞けるBCLラジオ(短波)を購入する。小学生の頃、YMO富田勲ELOなどのシンセサイザー音楽に影響される。テレビでファイティング80'sを見てギターを始める。中学でヘビーメタルからパンクロックに影響される。1987年ハードコアパンクバンドのギター担当。三重県立津商業高等学校中退後、1988年にパンクバンド「Cool The Adventures」を結成(ボーカル担当) 原宿歩行者天国、新宿アンティノックなどで活動。1989年に解散後にサウンドエンジニアの岩佐均が経営するレコーディングスタジオ「StarDustClub」にてソロ活動開始。幼い頃から不思議な体験した事により18歳の頃にUFO研究家ジョージ・アダムスキーの著書『生命の科学』に興味を持ち日本GAP代表の久保田八郎に会いに行く。1991年に車の事故により頚椎むち打ち症から自律神経失調症パニック障害となり3年間、社会復帰できず休養中に西洋医学での治療に限界を感じ代替医療(オルタナティブ・メディスン (非正統医療))東洋医学や哲学、伝承医学など学ぶ。長年、体調不良への克服を身体を通じて作品への完全性から不完全な曖昧さと身体や心のエラーによる芸術の統合により抽象的表現に惹かれる。神話学者ジョーゼフキャンベルのインタビューと著書『神話の力』を読み世界の比較神話と古代から世界に共通する神話パターンを紐解く事により未来や世の仕組みが解ける事に感銘し旧約聖書から世界の神話、古事記日本書紀から古史古伝秀真伝などの著者に会い歴史と神話研究を始め、各地方の伝承物語を研究。美術家の大浦峰郎に小周天を中心とした自然気功、気功研究家の原宣之と澤田寿子に中国河南省の劉麗娟(リュウ・レイケン) に伝授された九九蓮花功(初級、中級、高級功)を学ぶ。地球サミット(1992年)に参加した樹林気功の今田求仁生 著書「愚者の智恵」と藤田雅子に森と樹の交流「ひとつらなりのいのち」を学ぶことにより体調が徐々に回復。1995年、舞踏家コンテンポラリーダンス、建築空間と美術家とのボーダレスな即興演奏活動開始。32歳の時、パートナーの大病により介護生活と死別経験。普遍的な死生観と世界共通する神話学、風化する伝承や歴史の痕跡などの追求しながら身体を通して「地域の風土や神話と普遍性を追求した喚起ある音楽は、国境を超え、あらゆる人種に印象づけられる」と定義し記憶にある視覚的体験を映像化しビデオインスタレーションやサウンドパフォーマンスの表現活動をおこなう。22歳の頃、フランスパリルーブル美術館で見た「若き殉教者の娘』(Paul Delaroche, 1797-1856)の作品に魅了される。後に映像作品『Under Water』の制作に至る。

2012年 2枚目ソロアルバム「Underground storage gallery[2]」リリース。NHKプロモーションによる京都国立博物館の特別展覧会古事記1300年・出雲大社大遷宮』『大出雲展[3]』(八雲たつ~信仰の風景)の 映像展示に楽曲「Underground Storage Gallery」を提供。2013年 アートフォーラム三重 Video installationにて「Moksha」(解脱)を映像モデルにダンサーの中沢レイを迎えて発表。

2014年三重県の国道166号から奈良に続く中央構造線パリベルリンの街をフィールドレコーディングした3rdアルバム「Road of the sun[4]」(太陽の道)を発表。2016年、写真家の松原豊と芸術監督に鳴海康平を迎えて3人のコラボレーションによる『幻灯会[5]』Théâtre de Bellevilleにて開始。三重県津市赤塚植物園『RedHill ヒーサーの森[6]』オープン記念『Landscape ambient garden project』サウンドを制作[7]

2017年 赤塚植物園主催。鈴鹿山麓にある『鈴鹿の森庭園』夜の梅林ライトアップの楽曲「Landscape ambient garden project[8]」を開始(2017年〜2024年)。

サンディエゴのカセット&デジタル音楽レーベル「Sundays With Celladore #003 - Ft. Tectorum Tapes」に古代聖書で使用されたアルム語をコンセプトにした楽曲「Aramaic Bibie」を提供。収入は子供の飢えを終わらせることを目指す慈善団体"No Kid Hungry"に寄付をするプロジェクトに参加。

亀山トリエンナーレ2017(三重県亀山市)にて、映像と音楽のVideo art installationで参加。亀山市指定文化財の加藤家屋敷[9]の歴史をコンセプトにした映像作品「YOMEIRI」を発表[10]

2018年 ポーランド現代作家6人展 アーティストトーク+即興パフォーマンス。出演 ミコライ・ポリンスキー(美術家)荒木紀裕(現代作家)大岡英介(ギター)宮嶋哉行(バイオリン)下村美佐(ピアノ)主催:伊勢現代美術館 助成:アダム・ミツキエヴィチ・インスティテゥート協賛 ポズナニ芸術大学、ジェロナ・グラ大学、 ジェロナ・グラ大学芸術学部 UZビジュアルアーツ・インスティテゥート。 「鈴木幸永 展 - 遥かな動物 II」トーク&ゲスト演奏出演。大岡英介 ギャラリートークとサウンドパフォーマンス。ゲストダンサー中沢レイ。《会場》伊勢現代美術館 / 本館1F展示室

2019年  2013年から2018年までのビデオインスタレーション作品のサウンドを収録した4th CD Edition「Installation Of Video Soundtracks 」全国発売。2018年のビデオインスタレーション作品『赤は生命力を与える』と言うコンセプトに制作した『Blood colors (sound track)』を新たにマスタリング。『深く静寂で透明な眩い叙情的な世界。そこは心の底に存在するだけの闇と相対する場所。繊細な視覚と聴覚を研ぎ澄まし、ただ佇んで聞き流すだけの音の美術館』

2021年 大平和正展Ⅱ風に還れ/春〜新緑 WIND WORKS - 風を見る・動きを聴く- LIVE Performance 出演 森定道広 (コントラバス)中沢レイ(ダンス)大岡英介(サウンド)城之越遺跡 三重県伊賀市比土4724 主催(公財)伊賀市文化都市協会 後援/三重県・伊賀市・伊賀市教育委員会・名張市教育委員会。

2021年 三重県亀山市の短編映画『紡ぐ』で音楽を担当[要出典]

2023年 Video installation of ART FORUM MIE 2023 (アートフォーラム三重 2023『沸展』)にてInformation Error  video installation vol.1を展示発表。"Information Error"  video installation vol.2 場所 青いツノ "Information Error " video installation vol.3 場所  ギャラリ想 (愛知)

映像インスタレーション

タイトル 場所 備考
2010年 Revelation From The Past - Radio Noise Installation 大阪天然芸術劇場
2013年 Moksha(解脱) Art Forum Mie 三重総合文化センター
2015年 Under Water Art Forum Mie 三重総合文化センター
2017年 YOMEIRI 亀山トリエンナーレ2017 旧加藤家屋敷
2018年 BLOOD COLOR Art Forum Mie 三重総合文化センター
2022年 Module Bath 亀山トリエンナーレ2022 旧加藤家屋敷
2023年 Information Error vol.1 Art Forum Mie 三重総合文化センター
2023年 Information Error vol.2 青いツノ 津市
2023年 Information Error vol.3 ギャラリ想 (愛知)
2024年 Information Error vol.4 - Sound of Night vision シーサイドスタジオCASO 大阪 4 ROOMS ART( P.A.D. vol.57)

ディスコグラフィー

発売 タイトル 備考
1999年 Meditation with Ancient Plants CDアルバム
2008年 Noah's ark CDアルバム
2009年 seven colors. なないろ 下村美佐&大岡英介 CDアルバム
2012年 Underground Storage Gallery CDアルバム
2014年 Road of the sun(太陽の道) CDアルバム
2018年 Day-To-Day Operations CDミニアルバム
2019年 Installation Of Video Soundtracks CD Edition CDアルバム
2021年 Fractal Drops CD&デジタル配信
2023年 Sound of Night vision CD&デジタル配信
デジタル配信
発売 タイトル 備考
2009年 Homemade Journey 下村美佐&大岡英介 ミニアルバム・CD&デジタル配信
2009年 SNEEZE 下村美佐&大岡英介 シングル・デジタル配信
2012年 Kira Full Color Emotion London, UK @jack_lane
2019年 Under Water Resilience ミニアルバム・デジタル配信
2021年 Fractal Drops CD&デジタル配信
2021年 Lonely tertiary structure world 孤独な三次構造 デジタル配信
2022年 In The Clouds / Live Performance シングル・デジタル配信
2022年 Circulating waves シングル・デジタル配信
2022年 Recollection room ミニアルバム・デジタル配信
2022年 EVE シングル・デジタル配信
2023年 Sound of Night vision ミニアルバム・CD&デジタル配信
2023年 Blood Color - Resilience デジタル配信

カセットリリース(ソロ時代)

発売 タイトル 備考
1994年 September 2曲入りシングル
2017年 Sundays With Celladore #003 サンディエゴ・カリフォルニア 1曲参加。慈善団体No Kid Hungryに寄付
2019年 Installation Of Video Soundtracks 6曲入り

カセットリリース(バンド時代)COOL THE ADVETUTUERS

発売 タイトル 備考
1987年 NO.1 6曲入り
1988年 RUIN THE BLUE 6曲入り
1989年 CONVICTION 2曲入り
1991年 BEST OF COOL THE ADVETUTUERS 6曲入り

映画音楽

監督 備考
2008年 恋慕 REN-BO 短編映画DVD 脚本 辻ノリユキ 歌舞伎昌三(岡田昌)
2021年 紡ぐ 高明 高橋理紗 

その他

  • 『憂鬱な月』― 回想写真集 単行本 – 山本 えいこ (著) モデルとして参加 - 2004年

親族

伯父 岸田英夫(新聞記者)

又従弟 鬼頭白雨(日本の歌人

又従弟 米川信夫日本の翻訳家)妻 米川みちこ(道子)(児童文学作家

鬼頭家のルーツ

鬼頭の家紋、七條の縄モッコの紋章をきっかけに鬼頭家のルーツを調べると鎮西八郎源為朝まで遡り長子 尾頭次郎義次が紀州の鬼賊を退治したことにより朝廷から鬼頭の姓を賜う。闇之森八幡社(くらがりのもりはちまんしゃ)愛知県名古屋市中区正木にある神社に祀られている鬼頭神社には為朝と義次と景義の三人が神として祀られている。鬼頭喜兵衛の子、長男の鬼頭長木郎、長女 米川まつの、次女 宇田喜市(とみ)三女 奥田恭江(旦那 奥田喜一郎)次女の宇田喜市の子、森千代が大岡英介の叔母。森千代の妹、叔母の青木きみ(音楽教師)と家族同居。

米川信夫が調べた鬼頭家系図を参考)

脚注

出典

  1. ^ Art forum Mie”. アートフォーラム三重実行委員会. 2021年12月23日閲覧。
  2. ^ 田山湖雪; 坂 美幸 (2013年3月1日). 「NAGI 凪」 Underground storage gallery CDリリース掲載. 月兎舎 
  3. ^ 特別展覧会 「大出雲展」”. 島根県立古代出雲歴史博物館. 2021年12月23日閲覧。
  4. ^ 長谷川龍也 (2014年12月). intoxicate #113. タワーレコード株式会社 intoxicate事務局 
  5. ^ 幻灯会”. 第七劇場. 2018年7月13日閲覧。
  6. ^ レッドヒル ヒーサーの森”. 赤塚植物園. 2021年12月23日閲覧。
  7. ^ RED HILL OPENING AMBIENT WORKS”. 赤塚植物園. 2018年7月13日閲覧。
  8. ^ EISUKE OOOKA”. EISUKE OOOKA. 2018年7月13日閲覧。
  9. ^ 加藤家屋敷”. 公益社団法人日本観光振興協会 「全国観るなび」担当. 2021年12月23日閲覧。
  10. ^ 亀山トリエンナーレ2017開催!亀山の秋が現代アートで彩られています”. 亀山トリエンナーレ事務局. 2018年7月14日閲覧。

外部リンク