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2024年4月6日 (土) 22:50時点における版
川田 伸一郎(かわだ しんいちろう、1973年2月1日 - )は、日本の動物学者。研究テーマは「モグラ科食虫類の系統分類学」で、「モグラ博士」の呼び名もある。学位は、農学博士(名古屋大学・2002年)。現在、国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ(旧動物第一研究室)研究員。岡山県赤磐郡瀬戸町(岡山市に編入合併)生まれ。
経歴
- 1973年(昭和48年)、岡山県赤磐郡瀬戸町に生まれる。
- 1991年(平成3年)、弘前大学理学部生物学科入学、1995年卒業。
- 1995年(平成7年)、弘前大学大学院理学研究科生物学専攻修士課程入学、1997年修了。
- 1998年(平成10年)、研究者となる夢をあきらめることができず、名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程入学。
- 1999年(平成11年)7月から約1年間ロシア科学アカデミーシベリア支部(ノヴォシビルスク)の細胞学遺伝学研究所(ベリャーエフが在籍していた)に留学。
- 2002年(平成14年)、農学博士(名古屋大学)、学位論文は「モグラ科食虫類の系統類縁関係に関する核学的研究」[1]。
- 2004年(平成16年)、日本哺乳類学会奨励賞を受賞。
著書
- Mackay, Richard 武田正倫; 川田伸一郎訳 (2005年), 絶滅危機生物の世界地図, 丸善, ISBN 9784621076439
- 川田伸一郎 (2009年), モグラ博士のモグラの話, 岩波ジュニア新書 634, 岩波書店, ISBN 978-4-00-500634-2
- 川田伸一郎 (2010年), モグラ : 見えないものへの探求心, フィールドの生物学3, 東海大学出版会, ISBN 9784486018421
- 川田, 伸一郎 (2012年), 動物, ポプラディア大図鑑WONDA (ワンダ)2, ポプラ社, ISBN 9784591130865
論文
- 国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所
- 川田伸一郎; 織田銑一 (2003-06-01), “染色体の形と哺乳類の分類、そして系統進化、日本産イタチ2種を例として”, 形の科学会誌 18 (1): 63-64, ISSN 09156089
- 川田伸一郎; 織田銑一; 遠藤秀紀 (2010-03), “台湾およびベトナム産ニホンモグラ属の比較核型分析と分類”, 国立科学博物館専報 (国立科学博物館) 46: 47-56, ISSN 00824755
出演番組
賞詞
脚注
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『モグラ科食虫類の系統類縁関係に関する核学的研究』”. 2023年6月29日閲覧。