「岡山県道393号鷲羽山公園線」の版間の差分
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[[岡山県道268号白尾塩生線]]は本路線の前後でけもの道と化しており、岡山県道268号白尾塩生線経由で本路線に入ることはできない。一部地図では倉敷市児島柳田町側から入れるように書いてあるものがあるが、実際には小原池付近で道は途切れている。 |
[[岡山県道268号白尾塩生線]]は本路線の前後でけもの道と化しており、岡山県道268号白尾塩生線経由で本路線に入ることはできない。一部地図では倉敷市児島柳田町側から入れるように書いてあるものがあるが、実際には小原池付近で道は途切れている。 |
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建設当初は、整備の遅れる[[国道430号]]のバイパス的観光道路としての側面があったと言われるが、一方で[[暴走族]]による死亡事故や迷惑行為が長年の社会問題となっていた。無料化を契機に、大部分の駐車場やドライブインは閉鎖され、路面補修は最小限にとどまり、観光道路としての側面は失われてきている。かつて有料区間のさまざまな場所で見ることの出来た{{疑問点範囲|[[瀬戸内海]]・[[瀬戸大橋]]に対する眺望は現在では全く望めない一方で|date=2015年7月}}、[[水島臨海工業地帯]]や[[児島地域|児島市街]]を見渡せる駐車場は大幅に縮小されながらもかろうじて存続されており、美しい夜景が望める。 |
建設当初は、整備の遅れる[[国道430号]]のバイパス的観光道路としての側面があったと言われるが、一方で[[暴走族]]による死亡事故や迷惑行為が長年の社会問題となっていた。無料化を契機に、大部分の駐車場やドライブインは閉鎖され、路面補修は最小限にとどまり、観光道路としての側面は失われてきている。かつて有料区間のさまざまな場所で見ることの出来た{{疑問点範囲|[[瀬戸内海]]・[[瀬戸大橋]]に対する眺望は現在では全く望めない一方で|date=2015年7月}}、[[水島臨海工業地帯]]や[[児島地域 (倉敷市)|児島市街]]を見渡せる駐車場は大幅に縮小されながらもかろうじて存続されており、美しい夜景が望める。 |
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[[ファイル:Shimotsui-Seto Bridge who saw from Okayama Prefecture.JPG|thumb|下津井瀬戸大橋]] |
[[ファイル:Shimotsui-Seto Bridge who saw from Okayama Prefecture.JPG|thumb|下津井瀬戸大橋]] |
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[[瀬戸中央自動車道]]の[[水島インターチェンジ|水島IC]]より[[岡山県道62号玉野福田線]]を経由して約2 [[キロメートル|km]]のところにある{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=103}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=103}}。[[児島半島]]の突端にそびえる[[鷲羽山]]から半島の尾根沿いに縦貫する。山麓を貫く峠道であるが、眼下には[[水島コンビナート]]や[[児島地域|児島市街]]を展望でき、人工建築物・工場群の夜景がきれいな穴場的スポットとして人気がある{{Sfn|須藤英一|2013|pp=140-141}}。鷲羽山スカイラインのように、コンビナート工場群のさまざまな光に包まれる神秘的な夜景を高所から眺望できるところは、全国的にも珍しいといわれている{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=102}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=102}}。南の鷲羽山ハイランド付近では、[[瀬戸内海]]にかかる[[下津井瀬戸大橋]]の雄大な姿を見ることができる{{Sfn|須藤英一|2013|pp=140-141}}。 |
[[瀬戸中央自動車道]]の[[水島インターチェンジ|水島IC]]より[[岡山県道62号玉野福田線]]を経由して約2 [[キロメートル|km]]のところにある{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=103}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=103}}。[[児島半島]]の突端にそびえる[[鷲羽山]]から半島の尾根沿いに縦貫する。山麓を貫く峠道であるが、眼下には[[水島コンビナート]]や[[児島地域 (倉敷市)|児島市街]]を展望でき、人工建築物・工場群の夜景がきれいな穴場的スポットとして人気がある{{Sfn|須藤英一|2013|pp=140-141}}。鷲羽山スカイラインのように、コンビナート工場群のさまざまな光に包まれる神秘的な夜景を高所から眺望できるところは、全国的にも珍しいといわれている{{Sfn|小川、栗栖、田宮|2016|p=102}}{{Sfn|中村純一 編|2017|p=102}}。南の鷲羽山ハイランド付近では、[[瀬戸内海]]にかかる[[下津井瀬戸大橋]]の雄大な姿を見ることができる{{Sfn|須藤英一|2013|pp=140-141}}。 |
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=== 通過する自治体 === |
=== 通過する自治体 === |
2024年4月5日 (金) 01:58時点における版
一般県道 | |
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岡山県道393号 鷲羽山公園線 一般県道 鷲羽山公園線 | |
総延長 | 18.5 km |
起点 | 岡山県倉敷市下津井田之浦1丁目【北緯34度26分3.6秒 東経133度48分36.7秒 / 北緯34.434333度 東経133.810194度】 |
終点 | 岡山県倉敷市広江6丁目【北緯34度31分28.0秒 東経133度46分56.4秒 / 北緯34.524444度 東経133.782333度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
岡山県道21号岡山児島線 岡山県道62号玉野福田線 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
岡山県道393号鷲羽山公園線(おかやまけんどう393ごう わしゅうざんこうえんせん)は、岡山県倉敷市を通る一般県道である。
概要
かつては鷲羽山スカイライン(鷲羽山有料道路)という岡山県道路公社管理の有料道路だったが、1995年(平成7年)4月1日に無料開放され、その後も同路線の愛称として使用されている[1][2]。
鷲羽山スカイラインは瀬戸内海から水島臨海工業地帯(岡山県)へと続く自然美と産業の展望ができる県内初の観光用道路として1970年(昭和45年)4月1日に開通した。開業当時は広域観光ルートの先駆けとして年間50万台近い通行量があったがその後は計画通行台数を下回り、無料開放されるまでの25年間の通行台数は計画通行台数に対して64.5 %の実績であった[3]。
路線データ
- 起点:倉敷市下津井田之浦1丁目(岡山県道21号岡山児島線交点)
- 終点:倉敷市広江6丁目(広江六丁目交差点、岡山県道62号玉野福田線交点)
- 総延長:約18.5 km
歴史
路線状況
道路の途中には5台程度が駐車できる展望台があり、とくに水島展望台は夕日の名所でもある[4][5]。
岡山県道268号白尾塩生線は本路線の前後でけもの道と化しており、岡山県道268号白尾塩生線経由で本路線に入ることはできない。一部地図では倉敷市児島柳田町側から入れるように書いてあるものがあるが、実際には小原池付近で道は途切れている。
建設当初は、整備の遅れる国道430号のバイパス的観光道路としての側面があったと言われるが、一方で暴走族による死亡事故や迷惑行為が長年の社会問題となっていた。無料化を契機に、大部分の駐車場やドライブインは閉鎖され、路面補修は最小限にとどまり、観光道路としての側面は失われてきている。かつて有料区間のさまざまな場所で見ることの出来た瀬戸内海・瀬戸大橋に対する眺望は現在では全く望めない一方で[疑問点 ]、水島臨海工業地帯や児島市街を見渡せる駐車場は大幅に縮小されながらもかろうじて存続されており、美しい夜景が望める。
別名
- 鷲羽山スカイライン(倉敷市)
地理
瀬戸中央自動車道の水島ICより岡山県道62号玉野福田線を経由して約2 kmのところにある[6][7]。児島半島の突端にそびえる鷲羽山から半島の尾根沿いに縦貫する。山麓を貫く峠道であるが、眼下には水島コンビナートや児島市街を展望でき、人工建築物・工場群の夜景がきれいな穴場的スポットとして人気がある[8]。鷲羽山スカイラインのように、コンビナート工場群のさまざまな光に包まれる神秘的な夜景を高所から眺望できるところは、全国的にも珍しいといわれている[1][2]。南の鷲羽山ハイランド付近では、瀬戸内海にかかる下津井瀬戸大橋の雄大な姿を見ることができる[8]。
通過する自治体
交差する道路
交差する道路 | 交差する場所 | |
---|---|---|
岡山県道21号岡山児島線 | 下津井田之浦1丁目 | 起点 |
岡山県道276号宇野津下之町線 | 児島稗田町 | |
岡山県道62号玉野福田線 | 広江6丁目 | 広江六丁目交差点 / 終点 |
交差する鉄道
沿線
脚注
- ^ a b 小川、栗栖、田宮 2016, p. 102.
- ^ a b 中村純一 編 2017, p. 102.
- ^ 岡山県議会 質問・答弁
- ^ 小川、栗栖、田宮 2016, pp. 102–103.
- ^ 中村純一 編 2017, pp. 102–103.
- ^ 小川、栗栖、田宮 2016, p. 103.
- ^ 中村純一 編 2017, p. 103.
- ^ a b 須藤英一 2013, pp. 140–141.
参考文献
- 小川秀夫、栗栖国安、田宮徹 著「鷲羽山スカイライン」、中村純一 編 編『ニッポン絶景ロード100』枻出版社〈エイムック〉、2016年4月10日、102-103頁。ISBN 978-4-7779-3980-0。
- 中村純一 編 編「鷲羽山スカイライン」『日本の絶景道100選』枻出版社〈エイムック〉、2017年4月10日、102-103頁。ISBN 978-4-7779-4572-6。
- 須藤英一『新・日本百名道』大泉書店、2013年。ISBN 978-4-278-04113-2。