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「山田上口駅」の版間の差分

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[[単式ホーム]]1面1線を有する[[地上駅]]。線路の南側にホームが設置されている。
[[単式ホーム]]1面1線を有する[[地上駅]]。線路の南側にホームが設置されている。


[[伊勢市駅]]管理の[[無人駅]]である。2018年まで使用されていた駅舎は、背が高い木造[[モルタル]]のもの<ref name="iknv"/>で、2台の[[自動券売機]]が稼動していた。また、無人化後もしばらくの間は[[キヨスク]]が営業していたほか、[[伊勢神宮奉納全国花火大会]]開催日のみ臨時で駅員が配置されていた。2019年に改築された駅舎は簡素なもの([[読売新聞]]によれば「[[バス停留所|バス停]]のような駅」<ref name="yu2211"/>)となり、自動券売機は撤去されたほか、数名が座れるベンチが置かれただけの待合室があるのみとなっている。また、併せて跨線橋も撤去された。
[[伊勢市駅]]管理の[[無人駅]]である。2018年まで使用されていた駅舎は、背が高い木造[[モルタル]]のもの<ref name="iknv"/>で、2台の[[自動券売機]]が稼動していた。また、無人化後もしばらくの間は[[Kiosk (JRグループ)|キヨスク]]が営業していたほか、[[伊勢神宮奉納全国花火大会]]開催日のみ臨時で駅員が配置されていた。2019年に改築された駅舎は簡素なもの([[読売新聞]]によれば「[[バス停留所|バス停]]のような駅」<ref name="yu2211"/>)となり、自動券売機は撤去されたほか、数名が座れるベンチが置かれただけの待合室があるのみとなっている。また、併せて跨線橋も撤去された。


2017年7月31日までは[[相対式ホーム]]2面2線を有する構造であった。2017年7月31日までは南側のホームが1番線、北側のホームが2番線とされ、それぞれ亀山方面、鳥羽方面の列車が発着し、互いのホームは跨線橋で連絡していた。
2017年7月31日までは[[相対式ホーム]]2面2線を有する構造であった。2017年7月31日までは南側のホームが1番線、北側のホームが2番線とされ、それぞれ亀山方面、鳥羽方面の列車が発着し、互いのホームは跨線橋で連絡していた。

2024年3月20日 (水) 22:52時点における版

山田上口駅*
待合室を兼ねた駅入口(2022年)
やまだかみぐち
Yamada-Kamiguchi
宮川 (2.2 km)
(1.8 km) 伊勢市
地図
所在地 三重県伊勢市常磐一丁目17-15[1]
北緯34度29分44.74秒 東経136度41分38.37秒 / 北緯34.4957611度 東経136.6939917度 / 34.4957611; 136.6939917座標: 北緯34度29分44.74秒 東経136度41分38.37秒 / 北緯34.4957611度 東経136.6939917度 / 34.4957611; 136.6939917
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 参宮線
キロ程 13.2 km(多気起点)
電報略号 ヤク
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
120人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1897年明治30年)11月11日[2]
備考 駅員無配置駅
* 1917年に筋向橋駅から改称。
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2018年に閉鎖された旧駅舎

山田上口駅(やまだかみぐちえき)は、三重県伊勢市常磐一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線である。

快速「みえ」は、伊勢市駅発着の列車(下り4本、上り1本)のみ停車する。

歴史

年表

駅名改称等の請願(1916年)

1916年(大正5年)11月、宇治山田市長より、鉄道院総裁宛てに、『参宮線筋向橋駅名改称并通過列車廃止ノ儀ニ付請願』(参宮線筋向橋駅の駅名改称と通過列車廃止の請願)が提出されている。要約は以下の通り[3][4]

  • 駅名となっている筋向橋は駅から数百間も離れた小橋であり(実際は駅から約400m南にある)、旅客等が混乱する。
  • 駅名が読みにくい。
  • 駅周辺は産業が発展し、観光地でもあるが、通過列車が多く、不便である。
  • 駅名を「宮川」または「山田上口」と変更すると共に、全ての列車を停車させて欲しい。

駅構造

駅構内

単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路の南側にホームが設置されている。

伊勢市駅管理の無人駅である。2018年まで使用されていた駅舎は、背が高い木造モルタルのもの[1]で、2台の自動券売機が稼動していた。また、無人化後もしばらくの間はキヨスクが営業していたほか、伊勢神宮奉納全国花火大会開催日のみ臨時で駅員が配置されていた。2019年に改築された駅舎は簡素なもの(読売新聞によれば「バス停のような駅」[8])となり、自動券売機は撤去されたほか、数名が座れるベンチが置かれただけの待合室があるのみとなっている。また、併せて跨線橋も撤去された。

2017年7月31日までは相対式ホーム2面2線を有する構造であった。2017年7月31日までは南側のホームが1番線、北側のホームが2番線とされ、それぞれ亀山方面、鳥羽方面の列車が発着し、互いのホームは跨線橋で連絡していた。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]

年度 一日平均
乗車人員
1998年 106
1999年 94
2000年 93
2001年 84
2002年 83
2003年 82
2004年 78
2005年 89
2006年 103
2007年 93
2008年 90
2009年 86
2010年 97
2011年 96
2012年 93
2013年 114
2014年 103
2015年 103
2016年 97
2017年 96
2018年 109
2019年 120

駅周辺

駅前通(中央分離帯にはクスノキの並木)
宮川堤の桜

駅の裏手(北)には横浜ゴムの三重工場がある。正面(南)は非常に開けた伊勢市街地である。クスノキの並木が続くロータリーがある[1]

バス路線

「山田上口」停留所にて、三重交通三交伊勢志摩交通が運行する路線バスが発着する。

隣の駅

※当駅に一部が停車する快速「みえ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
参宮線
宮川駅 - 山田上口駅 - 伊勢市駅

脚注

  1. ^ a b c 山田上口駅”. 伊勢志摩観光ナビ. 伊勢志摩観光コンベンション機構. 2016年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、24-25頁。 
  3. ^ a b 『宇治山田市史 上巻』(昭和4年1月20日発行、編纂兼発行所:宇治山田市役所)665-667頁
  4. ^ a b 伊勢の引札”. 三重県総合博物館. 2016年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月27日閲覧。
  5. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、385頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 「「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線」伊勢新聞 1983年12月20日付 1面
  7. ^ 橋の銘板に記載されている。なお、建設着手は同年9月13日と記載。
  8. ^ a b 松岡樹 (2022年11月18日). “田丸駅舎解体 惜しむ声 玉城・参宮線 歴史110年 小津映画にも”. 読売新聞. 2023年2月23日閲覧。
  9. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目